2010年10月10日
フォートレス秘宝館その39
皆様ご機嫌麗しゅう。FORTRESS WEB SHOPの『スペランカー(瀕死)』(意味不明)こと、タナ・セガールでございます。
『秘宝館の連載が100回まで続いたら何かやるわ』という当社ボスのお言葉を真に受けて、シリーズ続行に向けての決意を新たにしつつ(欲の皮が突っ張ったとも言う)今回のお題はコチラ!↓

▲『MGC M759 スーパーマスター』
80年代後半ぐらいに旧MGCがリリースしたM459フィクスドガスガンシリーズをベースとした、限定カスタムモデルであります!

▲ベースとなったMGC製M459シリーズは、シルバーメッキのM659、廉価かつロングスライド仕様のM559(実銃には存在せず)、M559をベースにした年少者向けジュニアモデルなどのバリエーションが存在していましたが、MGCお得意の限定生産カスタム系も数多くラインナップされていました。

▲M759はS&W社純正のマッチカスタムとして製作された物で、同社がスポンサーとなっていたIPSCシューター達に供給されていたモデル。(だったよな?)
大型化されたアンビセフティやマグキャッチ、ファンネル(漏斗)状のマガジンウェル、アジャスタブルサイト、チェッカードタイプのフロント/リアストラップなど、マッチ用として必要とされるフィーチャーが一通り盛り込まれています。
ガスガンバージョンはダブルアクションも可能ですが、実銃のトリガーは確かシングルアクションのみに改造されていたはず。(記憶があやふやで面目次第もございません。)

サイトシステムはリアがフルアジャスタブルのMMCサイト、フロント側がイエローのインサートが入ったランプタイプの組み合わせ。
MMCサイトは後付けながら、スライドのトップラインにピッタリと収まり、取って付けた感はあんましありません。

▲セフティは見ての通りかなり大型化されております。当時マッチガンのベースとして大勢を占めていたM1911系と比べると、解除のためにレバーを跳ね上げるという不自然な動きが要求されるため、やはり扱いにくかったようですね。
当時S&W系オートベースのカスタムガンを使用していたシューターの写真を見ると、セフティ解除のタイムを少しでも短縮すべく、親指に厚めにテーピングをしていた方が多かったです。

▲ハンマーは特徴的なシェイプのスパータイプ。なんとなくS&Wリボルバーのハンマーと印象が似ております。多分ハンマーバイトを防止するためのデザイン変更なのでしょう。
手に馴染みの良いフルチェッカー木製グリップは、箱出し時点での標準装備。大型セフティとの干渉を避けるための上部のカッティングが特徴的です。加えてフレームのフロントストラップとメインスプリングハウジングにもビッシリとチェッカリングが施され、ホールド感が格段に向上しています。(角材握っているようなM459グリップの感触を根本的に変えるほどではありませんが。)

▲マグウェルは口が大きく開いた形状で、素早いマガジンをサポート。ノーマルM459の場合、導入部に面取りがないため、ややマガジンが入れづらいのですが、外装式ファンネルのおかげでかなり扱いやすくなっております。

▲マガジンボトムには大型のプラ製バンパーが追加され、ケース自体も高級感のあるシルバーメッキ仕上げとなっております。同時期のMGC製フィクスドガスガンの例に漏れず、M459系のマガジンも実銃用と比べて2cm前後長くなっています。
構造が単純だったせいか、今でもガス漏れ一つありません。ガス漏れがデフォルトのような某メーカーには大いに見習って欲しいところです。

▲発売当時は、シリーズ中もっとも価格が安かったM559しか買えなかった(貧乏な)小生ですが、今こうして高級カスタム仕様のM759を見てみると、その造りのよさに改めて感心致します。
この頃のMGCはホントにいい仕事してましたねえ。
それではまた、『秘宝館』にてお会いしましょう!
『秘宝館の連載が100回まで続いたら何かやるわ』という当社ボスのお言葉を真に受けて、シリーズ続行に向けての決意を新たにしつつ(欲の皮が突っ張ったとも言う)今回のお題はコチラ!↓

▲『MGC M759 スーパーマスター』
80年代後半ぐらいに旧MGCがリリースしたM459フィクスドガスガンシリーズをベースとした、限定カスタムモデルであります!

▲ベースとなったMGC製M459シリーズは、シルバーメッキのM659、廉価かつロングスライド仕様のM559(実銃には存在せず)、M559をベースにした年少者向けジュニアモデルなどのバリエーションが存在していましたが、MGCお得意の限定生産カスタム系も数多くラインナップされていました。

▲M759はS&W社純正のマッチカスタムとして製作された物で、同社がスポンサーとなっていたIPSCシューター達に供給されていたモデル。(だったよな?)
大型化されたアンビセフティやマグキャッチ、ファンネル(漏斗)状のマガジンウェル、アジャスタブルサイト、チェッカードタイプのフロント/リアストラップなど、マッチ用として必要とされるフィーチャーが一通り盛り込まれています。
ガスガンバージョンはダブルアクションも可能ですが、実銃のトリガーは確かシングルアクションのみに改造されていたはず。(記憶があやふやで面目次第もございません。)

サイトシステムはリアがフルアジャスタブルのMMCサイト、フロント側がイエローのインサートが入ったランプタイプの組み合わせ。
MMCサイトは後付けながら、スライドのトップラインにピッタリと収まり、取って付けた感はあんましありません。

▲セフティは見ての通りかなり大型化されております。当時マッチガンのベースとして大勢を占めていたM1911系と比べると、解除のためにレバーを跳ね上げるという不自然な動きが要求されるため、やはり扱いにくかったようですね。
当時S&W系オートベースのカスタムガンを使用していたシューターの写真を見ると、セフティ解除のタイムを少しでも短縮すべく、親指に厚めにテーピングをしていた方が多かったです。

▲ハンマーは特徴的なシェイプのスパータイプ。なんとなくS&Wリボルバーのハンマーと印象が似ております。多分ハンマーバイトを防止するためのデザイン変更なのでしょう。
手に馴染みの良いフルチェッカー木製グリップは、箱出し時点での標準装備。大型セフティとの干渉を避けるための上部のカッティングが特徴的です。加えてフレームのフロントストラップとメインスプリングハウジングにもビッシリとチェッカリングが施され、ホールド感が格段に向上しています。(角材握っているようなM459グリップの感触を根本的に変えるほどではありませんが。)

▲マグウェルは口が大きく開いた形状で、素早いマガジンをサポート。ノーマルM459の場合、導入部に面取りがないため、ややマガジンが入れづらいのですが、外装式ファンネルのおかげでかなり扱いやすくなっております。

▲マガジンボトムには大型のプラ製バンパーが追加され、ケース自体も高級感のあるシルバーメッキ仕上げとなっております。同時期のMGC製フィクスドガスガンの例に漏れず、M459系のマガジンも実銃用と比べて2cm前後長くなっています。
構造が単純だったせいか、今でもガス漏れ一つありません。ガス漏れがデフォルトのような某メーカーには大いに見習って欲しいところです。

▲発売当時は、シリーズ中もっとも価格が安かったM559しか買えなかった(貧乏な)小生ですが、今こうして高級カスタム仕様のM759を見てみると、その造りのよさに改めて感心致します。
この頃のMGCはホントにいい仕事してましたねえ。
それではまた、『秘宝館』にてお会いしましょう!