2012年02月19日
フォートレス秘宝館その109
皆様ご機嫌麗しゅう。FORTRESS WEB SHOPのジェイソン・ボーン(別名CIAのジミー大西)(意味不明)こと、タナ・セガールでございます。
今回は店頭中古買取にて入荷してきた秘宝をやや投げやり気味にピックアップしてみたいなどと思いつつ今週のお題はコチラ!↓
▲『マルゼン ワルサーPPK/S フィクスドガスガン』
現在まで続くマルゼン製ワルサーPPK/Sガスガンシリーズの始祖ともいえる製品であります!この製品はメタルフィニッシュ系のブラックメッキバージョンなのですが、表面が大分腐食しちゃっておりますねえ。
なんかブラックマーケットで流通してそうな感じ。
▲内部メカはオーソドックスなフィクスドタイプで、トリガーはダブルアクションオンリー。
スプリングの力でバレルが後座して、前方から放出バルブを叩くというマルゼン独自のメカを採用しており、ハンマーは外観上トリガーの動きに連動して可動はするものの、発射機構には全く関与しておりません。
▲基本的なシルエットは現在発売されているブローバックバージョンとほぼ同じ。サイドビューは中々リアルなのですが、左右の厚みがややおデブさんな所も共通しております。
▲この時代(80年代後半ごろ)の製品としてはありがちな割り箸マガジン。グリップがおデブなだけに、コイツがするっと出てこられると、少々拍子抜けいたします。
もっとも、固定マガジン式の廉価なフィクスドガスガンが多かった時代の製品と考えれば、機能的には上等な方でしょう。
スライドを2cm程引く事ができますが、これはスライドを外して内部をメンテナンスするための機能ですね。
▲ガスタンクはグリップ内部に内蔵されています。燃費の良いフィクスドなので、フルチャージで100発近く撃てたような記憶がございますが、うろ覚えなのでどうも定かではございません。
後にリリースされた第2世代バージョンはマガジンがほぼリアルサイズとなりましたが、なぜかガスタンクは頑なにフレーム内固定式のままでありました。
▲ハンマー自体は発射機能には関わっていないものの、安全装置関連のパーツとしての働きを持たせています。
セフティを掛けると内蔵されたフックがハンマーを引っかけ、その結果連動したトリガーをロックするという、何やら回りくどいというかしち面倒くさいシステムであります。
▲トリガーガードはフレームと一体成型で、ディテール的にはやや残念な感じ。スライドを外す時にうっかり力いっぱい引っ張っちゃうと、トリガーガードがボッキリもげることになるので、ここは要注意であります!(そんな奴ァいねえよ!)
▲マルゼンさんと言えば、古い製品の金型や外装パーツを上手く利用して、時代に合わせたアップグレードを重ねてゆく傾向が強いように思われます。
ロングセラーになっているM870ショットガンシリーズも、基本的な外装は20年近く前のケースレス版ガスガンからの流用ですし、非常に物持ちの良いメーカーさんですね。(皮肉とかじゃありませんよ。)
それではまた、『秘宝館』にてお会いしましょう!
今回は店頭中古買取にて入荷してきた秘宝をやや投げやり気味にピックアップしてみたいなどと思いつつ今週のお題はコチラ!↓
▲『マルゼン ワルサーPPK/S フィクスドガスガン』
現在まで続くマルゼン製ワルサーPPK/Sガスガンシリーズの始祖ともいえる製品であります!この製品はメタルフィニッシュ系のブラックメッキバージョンなのですが、表面が大分腐食しちゃっておりますねえ。
なんかブラックマーケットで流通してそうな感じ。
▲内部メカはオーソドックスなフィクスドタイプで、トリガーはダブルアクションオンリー。
スプリングの力でバレルが後座して、前方から放出バルブを叩くというマルゼン独自のメカを採用しており、ハンマーは外観上トリガーの動きに連動して可動はするものの、発射機構には全く関与しておりません。
▲基本的なシルエットは現在発売されているブローバックバージョンとほぼ同じ。サイドビューは中々リアルなのですが、左右の厚みがややおデブさんな所も共通しております。
▲この時代(80年代後半ごろ)の製品としてはありがちな割り箸マガジン。グリップがおデブなだけに、コイツがするっと出てこられると、少々拍子抜けいたします。
もっとも、固定マガジン式の廉価なフィクスドガスガンが多かった時代の製品と考えれば、機能的には上等な方でしょう。
スライドを2cm程引く事ができますが、これはスライドを外して内部をメンテナンスするための機能ですね。
▲ガスタンクはグリップ内部に内蔵されています。燃費の良いフィクスドなので、フルチャージで100発近く撃てたような記憶がございますが、うろ覚えなのでどうも定かではございません。
後にリリースされた第2世代バージョンはマガジンがほぼリアルサイズとなりましたが、なぜかガスタンクは頑なにフレーム内固定式のままでありました。
▲ハンマー自体は発射機能には関わっていないものの、安全装置関連のパーツとしての働きを持たせています。
セフティを掛けると内蔵されたフックがハンマーを引っかけ、その結果連動したトリガーをロックするという、何やら回りくどいというかしち面倒くさいシステムであります。
▲トリガーガードはフレームと一体成型で、ディテール的にはやや残念な感じ。スライドを外す時にうっかり力いっぱい引っ張っちゃうと、トリガーガードがボッキリもげることになるので、ここは要注意であります!(そんな奴ァいねえよ!)
▲マルゼンさんと言えば、古い製品の金型や外装パーツを上手く利用して、時代に合わせたアップグレードを重ねてゆく傾向が強いように思われます。
ロングセラーになっているM870ショットガンシリーズも、基本的な外装は20年近く前のケースレス版ガスガンからの流用ですし、非常に物持ちの良いメーカーさんですね。(皮肉とかじゃありませんよ。)
それではまた、『秘宝館』にてお会いしましょう!
『こんだけ綺麗に残ってるのは珍しいわ~』!
『今見ても問答無用でカッコエエよね』!
『ある意味S&W M945のご先祖様』?
『幻の45口径ハイパワー発見!』(嘘です!)
『忘れた頃の秘法館』ちょこっと復活!
『コイツの実物は初めて見たわ』!
『今見ても問答無用でカッコエエよね』!
『ある意味S&W M945のご先祖様』?
『幻の45口径ハイパワー発見!』(嘘です!)
『忘れた頃の秘法館』ちょこっと復活!
『コイツの実物は初めて見たわ』!