2011年05月15日
フォートレス秘宝館その69
皆様ご機嫌麗しゅう。FORTRESS WEB SHOPのジャック・タガート(意味不明)こと、タナ・セガールでございます。
今回は大口径ハンドガンファン諸氏には物足りない内容になるであろうことをあらかじめお断りしつつ今週のお題はコチラ!↓
▲『MGC コルトウッズマン スポーツモデル モデルガン』
今は亡きMGCが30年近く前にリリースしたブローバックモデルガンであります!ちなみに画像の銃はグリップをマッチターゲット用のケミウッドグリップに交換し、全体をマルシンのマットブラックスプレーで塗装し直してありまする。
▲実銃は高い命中精度と優雅なスタイルで長年にわたってベストセラーとなった、22LR口径のスポーツ用ピストル。
いわゆるションベン弾といわれる22LRですが、射撃初心者が初めて手にする銃として、また気晴らしに行うプリンキング射撃用の口径として絶大な人気を誇っております。
なんせ弾代がすんげ~安いし!
▲実銃の世界でも、ウッズマンシリーズは生産中止になって久しいですね。こういう職人さんが手間暇かけて作ってた時代の銃というのは、外観のライン一つとってみても非常に味があるのですが、大量生産&コストダウンがよしとされる現代では同じ仕様で再生産というのも難しいでしょう。
MGCウッズマンのマガジンキャッチは、コストダウンの為に板バネで押さえてテンションをかける方式にアレンジされております。GM2等の旧世代モデルガンガバ等も同じ構造となっていましたが、たまに板バネが折れて往生こいたものです。
▲30年以上前のモデルガンですが、内部メカの再現性はなかなかのもので、実銃同様の手順で簡易分解が可能です。おかげで発火後のお手入れも非常に楽チンでした。
専用カートはオープンデトネーター方式で、キャップ火薬(5mmMGキャップ)の装填も簡単。キャップ1発で非常に快調に作動致します。
後にHW仕様でリニューアルされた際、カートもCPタイプの閉鎖式に改良されましたが、発火前のセッティングがかえってめんどくさくなってしまったような…。
▲ついでに純正オプションをばご紹介。スポーツモデルのスリムなバレルに合わせた専用サイレンサーであります。外装はマット地のアルマイト仕上げが施されたアルミ製、内部のガス拡散用バッフルがプラ製という2重構造を採用。
実際にある程度の減音効果があるので、コイツを付ければ壁の薄いアパートでも安心して発火できる?
▲装着するとこんな感じ。スポーツ用ピストルが一気にイリーガルな雰囲気に変身しますねえ。そういえば、映画『蘇る金狼』(79年版)の冒頭、主人公朝倉を演じる松田勇作が現金輸送のガードマンを射殺するシーンで、サイレンサー付きのウッズマンを使用しておりました。
スライドを手で押さえながら単発仕様で3発撃ち込むという、ガンマニアの間で語り草となっている名シーンで、小生も一度真似をした覚えがございます。こういう撃ち方をすると、ブローバックの為のガスが全部前に抜ける為、減音効果が多少高くなるという利点がありますが、CP版ウッズマンでやったら圧力が高すぎてけっちん(吹き戻し)食らいそうですね。
▲装着は非常に簡単で、バレルにかぶせてロックスクリューをねじ込むだけ!細身の銃身が露出したウッズマンならではのデザインです。ワルサーP38用とかルガーP08用のサイレンサーにも、似たような構造の製品があったような。
まあ、あんましポジティブとは言えないロック機構なので、ネジの締め込みが甘いとブローバックの衝撃で前にズレちゃったりなんかしちゃったり致しますが。
▲ルガーMK-1の武骨な雰囲気も好きですが、ウッズマンの優雅な雰囲気も対照的でいいですねえ。
まあ、22口径の銃というのは、人によってほんとに好き嫌いが分かれるジャンルではありますが。
それではまた、『秘宝館』にてお会いしましょう!
今回は大口径ハンドガンファン諸氏には物足りない内容になるであろうことをあらかじめお断りしつつ今週のお題はコチラ!↓
▲『MGC コルトウッズマン スポーツモデル モデルガン』
今は亡きMGCが30年近く前にリリースしたブローバックモデルガンであります!ちなみに画像の銃はグリップをマッチターゲット用のケミウッドグリップに交換し、全体をマルシンのマットブラックスプレーで塗装し直してありまする。
▲実銃は高い命中精度と優雅なスタイルで長年にわたってベストセラーとなった、22LR口径のスポーツ用ピストル。
いわゆるションベン弾といわれる22LRですが、射撃初心者が初めて手にする銃として、また気晴らしに行うプリンキング射撃用の口径として絶大な人気を誇っております。
なんせ弾代がすんげ~安いし!
▲実銃の世界でも、ウッズマンシリーズは生産中止になって久しいですね。こういう職人さんが手間暇かけて作ってた時代の銃というのは、外観のライン一つとってみても非常に味があるのですが、大量生産&コストダウンがよしとされる現代では同じ仕様で再生産というのも難しいでしょう。
MGCウッズマンのマガジンキャッチは、コストダウンの為に板バネで押さえてテンションをかける方式にアレンジされております。GM2等の旧世代モデルガンガバ等も同じ構造となっていましたが、たまに板バネが折れて往生こいたものです。
▲30年以上前のモデルガンですが、内部メカの再現性はなかなかのもので、実銃同様の手順で簡易分解が可能です。おかげで発火後のお手入れも非常に楽チンでした。
専用カートはオープンデトネーター方式で、キャップ火薬(5mmMGキャップ)の装填も簡単。キャップ1発で非常に快調に作動致します。
後にHW仕様でリニューアルされた際、カートもCPタイプの閉鎖式に改良されましたが、発火前のセッティングがかえってめんどくさくなってしまったような…。
▲ついでに純正オプションをばご紹介。スポーツモデルのスリムなバレルに合わせた専用サイレンサーであります。外装はマット地のアルマイト仕上げが施されたアルミ製、内部のガス拡散用バッフルがプラ製という2重構造を採用。
実際にある程度の減音効果があるので、コイツを付ければ壁の薄いアパートでも安心して発火できる?
▲装着するとこんな感じ。スポーツ用ピストルが一気にイリーガルな雰囲気に変身しますねえ。そういえば、映画『蘇る金狼』(79年版)の冒頭、主人公朝倉を演じる松田勇作が現金輸送のガードマンを射殺するシーンで、サイレンサー付きのウッズマンを使用しておりました。
スライドを手で押さえながら単発仕様で3発撃ち込むという、ガンマニアの間で語り草となっている名シーンで、小生も一度真似をした覚えがございます。こういう撃ち方をすると、ブローバックの為のガスが全部前に抜ける為、減音効果が多少高くなるという利点がありますが、CP版ウッズマンでやったら圧力が高すぎてけっちん(吹き戻し)食らいそうですね。
▲装着は非常に簡単で、バレルにかぶせてロックスクリューをねじ込むだけ!細身の銃身が露出したウッズマンならではのデザインです。ワルサーP38用とかルガーP08用のサイレンサーにも、似たような構造の製品があったような。
まあ、あんましポジティブとは言えないロック機構なので、ネジの締め込みが甘いとブローバックの衝撃で前にズレちゃったりなんかしちゃったり致しますが。
▲ルガーMK-1の武骨な雰囲気も好きですが、ウッズマンの優雅な雰囲気も対照的でいいですねえ。
まあ、22口径の銃というのは、人によってほんとに好き嫌いが分かれるジャンルではありますが。
それではまた、『秘宝館』にてお会いしましょう!
2011年05月15日
『ホビーショー新製品レポート』後記!(6)
皆様ご機嫌麗しゅう。FORTRESS WEB SHOPのタナ・セガールでございます。
ホビーショー新製品プチレポートも今回でいったん幕引きであります!↓
▲『東京マルイ: 固定スライドHOP-UPガスガン』
カタログから落ちる事も無く、長年にわたって生産が続けられている固定スライドガスガンシリーズに、やっとこさHOP-UPが装備されました!
▲『東京マルイ: 固定スライドHOP-UPガスガンNo.01 ウィルソン スーパーグレード』
マルイの固定スライドガスガンシリーズ、皆一度は手にしたことがあるのではないでしょうか?単純すぎるくらい単純な構造で故障も無く、撃ちたいときに確実に弾が出る、信頼性の高い製品です!
▲『東京マルイ: 固定スライドHOP-UPガスガンNo.02 ハードボーラー』
基本構造はこれまでのままの様ですが、ホップアップが追加されたことでサバゲサイドアームとしての実用性がグンと向上したことでしょう。
このハードボーラー、昔持ってたなあ。中坊の頃…。
▲『東京マルイ: 固定スライドHOP-UPガスガンNo.03 センチメーターマスター』
価格もお手頃で、道具として使い倒す用途にピッタリ!命中精度を始め、実用性は下手なブローバックを凌駕しております!
▲『東京マルイ: 固定スライドHOP-UPガスガンNo.04 デザートイーグル.44マグナム(BK)』
このデザートイーグルも持ってました!確かDEの製品化としては一番早かったと思います。
44マグナムタイプをモデルアップしているという点でも貴重な製品かも。
▲『東京マルイ: 固定スライドHOP-UPガスガンNo.06 デザートイーグルステンレス(SV)』
シルバーモデルもラインナップに入っております!なんだか優遇されておりますねえ、『砂漠の鷲』!
▲『東京マルイ: 固定スライドHOP-UPガスガンNo.05 ステアーモデルGB』
実用面での唯一の懸念材料が、割りばしタイプのマガジンですね。ガスタンクを銃本体に内蔵している関係で仕方のない点ではあるのですが、予備マガジンの携帯やマグチェンジがやりにくいという欠点もございます。
タンクとマガジンを一体式に改良してくれていれば良いのですが、金型改修の手間を考えたらやっぱり難しいでしょうねえ。
これらの商品も具体的な発売時期未定。ご予約価格が決まり次第、WEB SHOPにてご予約の受付を開始致しますので、どうかお楽しみに!
ホビーショー新製品プチレポートも今回でいったん幕引きであります!↓
▲『東京マルイ: 固定スライドHOP-UPガスガン』
カタログから落ちる事も無く、長年にわたって生産が続けられている固定スライドガスガンシリーズに、やっとこさHOP-UPが装備されました!
▲『東京マルイ: 固定スライドHOP-UPガスガンNo.01 ウィルソン スーパーグレード』
マルイの固定スライドガスガンシリーズ、皆一度は手にしたことがあるのではないでしょうか?単純すぎるくらい単純な構造で故障も無く、撃ちたいときに確実に弾が出る、信頼性の高い製品です!
▲『東京マルイ: 固定スライドHOP-UPガスガンNo.02 ハードボーラー』
基本構造はこれまでのままの様ですが、ホップアップが追加されたことでサバゲサイドアームとしての実用性がグンと向上したことでしょう。
このハードボーラー、昔持ってたなあ。中坊の頃…。
▲『東京マルイ: 固定スライドHOP-UPガスガンNo.03 センチメーターマスター』
価格もお手頃で、道具として使い倒す用途にピッタリ!命中精度を始め、実用性は下手なブローバックを凌駕しております!
▲『東京マルイ: 固定スライドHOP-UPガスガンNo.04 デザートイーグル.44マグナム(BK)』
このデザートイーグルも持ってました!確かDEの製品化としては一番早かったと思います。
44マグナムタイプをモデルアップしているという点でも貴重な製品かも。
▲『東京マルイ: 固定スライドHOP-UPガスガンNo.06 デザートイーグルステンレス(SV)』
シルバーモデルもラインナップに入っております!なんだか優遇されておりますねえ、『砂漠の鷲』!
▲『東京マルイ: 固定スライドHOP-UPガスガンNo.05 ステアーモデルGB』
実用面での唯一の懸念材料が、割りばしタイプのマガジンですね。ガスタンクを銃本体に内蔵している関係で仕方のない点ではあるのですが、予備マガジンの携帯やマグチェンジがやりにくいという欠点もございます。
タンクとマガジンを一体式に改良してくれていれば良いのですが、金型改修の手間を考えたらやっぱり難しいでしょうねえ。
これらの商品も具体的な発売時期未定。ご予約価格が決まり次第、WEB SHOPにてご予約の受付を開始致しますので、どうかお楽しみに!
2011年05月15日
『ホビーショー新製品レポート』後記!(5)
皆様ご機嫌麗しゅう。FORTRESS WEB SHOPのタナ・セガールでございます。
そろそろこのネタで引っ張るのも苦しくなって参りましたが、今回もまたホビーショー新製品をちょこっとレポート!↓
▲『東京マルイ: ブローバックガスガン ハイキャパ5.1 マッチカスタム』
マルイお得意のコスメティックチェンジ(お化粧直し)新製品!なんとなく既視感を覚えるデザインですねえ。スライド周りは新造品では無く、従来のハイキャパのスライドをマシニングで肉抜きし、メッキ仕上げを施しているようです。
どうせならコンペンセーターも付けてほしかったかなあ。
▲集光ファイバー入りフロントサイトやロングスライドストップ、大型化されたマガジンファンネル、グリップのドレスアップ用シートなど、カスタムパーツメーカー泣かせな仕様ですね。
トリガージョブなどの内部チューンさえ施せば、そのままレースガンとして通用しそうなフィーチャーです。
新製品としてはやややっつけ感が漂うような気もしないではありませんが、マッチシューター初心者の入門用銃としては需要があるのではないでしょうか?
コチラは具体的な発売時期未定。ご予約価格が決まり次第、WEB SHOPにてご予約の受付を開始致しますので、どうかお楽しみに!
そろそろこのネタで引っ張るのも苦しくなって参りましたが、今回もまたホビーショー新製品をちょこっとレポート!↓
▲『東京マルイ: ブローバックガスガン ハイキャパ5.1 マッチカスタム』
マルイお得意のコスメティックチェンジ(お化粧直し)新製品!なんとなく既視感を覚えるデザインですねえ。スライド周りは新造品では無く、従来のハイキャパのスライドをマシニングで肉抜きし、メッキ仕上げを施しているようです。
どうせならコンペンセーターも付けてほしかったかなあ。
▲集光ファイバー入りフロントサイトやロングスライドストップ、大型化されたマガジンファンネル、グリップのドレスアップ用シートなど、カスタムパーツメーカー泣かせな仕様ですね。
トリガージョブなどの内部チューンさえ施せば、そのままレースガンとして通用しそうなフィーチャーです。
新製品としてはやややっつけ感が漂うような気もしないではありませんが、マッチシューター初心者の入門用銃としては需要があるのではないでしょうか?
コチラは具体的な発売時期未定。ご予約価格が決まり次第、WEB SHOPにてご予約の受付を開始致しますので、どうかお楽しみに!