フォートレス・ミリブロ出張所

皆様ご機嫌麗しゅう。FORTRESS WEB SHOPのタナ・セガールでございます。


▲先の小ネタブログでG26のグリップリダクションをご紹介致しましたが、手元にGUARDER製のG17用フレームが1本残っておりました為手先の感覚が鈍らない内にと思い立ち、お兄ちゃんの方もついでにリダクっちゃいました！




▲今回はグリップ・フロントストラップ部分のフィンガーチャンネルを全て削り落とし、G17の最初期型（1st Gen）に近いスタイルにしてみましてございます。




▲手の大きさや指の太さによってはかえって握り難くなるフィンガーチャンネルを排したことで、よりナチュラルな感覚（小生の主観ですが）でグリップする事が可能となりました。




▲今回も例によってマグキャッチの周りにインデックスを設けて操作性の向上を狙ったのですが、よくよく考えてみるとコイツに組み込んでいるマグキャッチはボタン部分が延長されたエクステンデッドタイプだったので、あんまし意味がございませんでした。
加工する前に気付け、俺！




▲バックストラップ下部の膨らみも、フレームの厚みが許す範囲内で削り込み、グリップフォースアダプターの装着と合わせてグリップ自体の角度を修正。グロック特有の銃口が上を向きやすい傾向を是正しております。
普段ガバやUSP系に馴染んでいると、どうしてもグロックに持ち替えた時に初弾を上方向に外しやすいんですよねえ。




▲今回はスティッピングのパターンも少々変えておりまして、G26の時と使った道具は同じなのですが、よりきめが細かくなるように倍くらい時間をかけて加工しております。イメージ的にはスティッピングチップの先端を、白粉をはたくような感覚で軽～くポンポンと当てていくような感じ。
スティッピングが完了したら、表面のケバというかささくれを取る為に不織布製の研磨パッド（ナイロンたわしの上等なヤツ）で表面を軽く均します。これをやらないと手のひらがもみじおろし状態になりますので。

これまでのゴヂラ肌よりしっとりと掌に吸い付くような感触に仕上がり、自画自賛になりますがクセになるような握り心地となりました！でも、もう一回同じモン作れと言われたら多分ムリ！



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以上、『小ネタ』でございました。

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