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Posted by ミリタリーブログ  at 

2021年04月10日

『G&G 64式小銃』ぷちレビュー!

皆様ご機嫌麗しゅう。FORTRESS名古屋店のタナ・セガールでございます。


▲先頃G&G製ハイエンド電動ガンシリーズ新製品『Type 64 バトルライフル/64式小銃』がちょこっと入荷して参りました。
今回入荷分については出荷数が極少数に留まったこともあり、ご予約受付分で全数お嫁行きとなってしまいましたが、出荷前の検品を兼ねて実機を撮影することが出来ましたので、恒例のぷちレビューなぞ一発こいてみたいと思いまする!




『G&G: 電動ガン本体 TGR-064-JPR-BNB-NCS Type 64 BR 64式小銃』
実銃は言わずと知れた陸海空自衛隊の前制式小銃(※空と海では今なお現用)。国産初の自動小銃として名古屋の豊和工業が設計/開発を行い、1964年度に制式採用されたモデルでございますね。




▲1960年代初頭頃、米国ではM16アサルトライフルの採用が水面下で進められており、それに伴って余剰となるM14を自衛隊に押し付け供与しようという動きがあり、一部の親米派防衛庁(※当時)幹部もそれを受け入れようとしていました。
しかしM14をテストした現場叩き上げの幹部達はその長大なサイズと過大な重量、フルオート射撃時のコントロール性の劣悪さを強く問題視し、日本人の体格と自衛隊独自のドクトリンに合わせた国産自動小銃の開発を進言。
国内の銃器開発技術の振興という思惑もあり、最終的に新小銃の独自開発が進められることとなりました。




▲7.62mmx51 NATO弾規格の弾薬を採用していることから一般にバトルライフルにカテゴライズされる64式ですが、設計上目指したのはあくまでアサルトライフルだったそうで、海外の兵器見本市に派遣された駐在武官が試射したスペインのセトメアサルトライフル(※H&K G3シリーズの原型)に強い感銘を受け、その設計コンセプトを参考にしたとのこと。

本来はセトメのような短小弾の採用が望まれていたものの、米国のゴリ押し要請によりNATO加盟諸国同様7.62mmx51弾のフォーマットを採用せざるを得なかったため、装薬を減らした減装弾を使用することで短小弾に近い特性を持たせています。




▲ピストルグリップと直銃床の採用、バイポッドの標準装備、直動ストライカー式撃発機構によるサイクリックレイト(発射速度)の低減、減装弾の使用といった設計要素はM14よりもはるかに先進的で、このクラスのライフルとしてはフルオート射撃時の制御性も非常に優れています。
開発段階から分隊支援火器的な運用も視野に入れており、この辺りは過去に配備されていたBARことブローニング M1918が担っていた用途を統合する意図もあったようですね。




▲外観の仕上げや細部の再現性はさすがG&G製といったところ!レシーバー周りや金属パーツはパーカライジングをイメージしたマットグレー仕上げとなっており、真っ黒けだった他社製64式よりもリアルな印象となっています。
コッキングハンドルを引くとダミーボルトが画像のようにホールドオープンし、エジェクションポートからホップチャンバーにアクセスできます。

ちなみにコッキングハンドルが真上に設けられているのは、射手が利き手を選ばずに操作できる利便性の他、重量バランスの偏りによってスライド(ボルト)の動きが不安定になることによる排莢不良のリスクを低減させるためだそうです。




▲セレクターレバーはAKシリーズのようにレシーバーの右側面に設けられており、操作する際はレバーを引っ張ってロックを解除しながら回転させるようになっていますが、正直操作性は今一つですね。
この部分も他社製品と比べて動きやクリック感がかっちりしており、レバーがぐらついたりすることもありません。

射撃モードの表示は国産ライフルらしくア/タ/レとカタカナ表記になっており、それぞれ安全/単射/連射を表しています。決して当たれ~!と願をかけているわけではございません。




▲照星(フロントサイト)/照門(リアサイト)は共に折り畳み式。深い藪などで行動する際にサイトをひっかけて破損しないようにという配慮ですが、射撃の反動で鉄帽(ヘルメット)のひさしにリアサイトが当たって倒れたり、運用期間の長い個体だと使用時のガタつきが大きくなったりする不具合もあったようです。
まあ、この辺りは現在使われているフリップアップ式BUIS(バックアップアイアンサイト)も似たようなもんですね。




▲ストックやピストルグリップは当然リアルウッド仕様で、バットプレートのショルダーレストも可動します!
バイポッドと合わせてフルオート射撃時の安定性を高めるために用いられる装備で、BARを参考にしたと思しき仕様ですね。
バットプレート中央のトラップドアを開けると、バッテリーコンパートメントにアクセスできます。




▲付属品に黒のビニールテープ一巻きが含まれているところが非常にマニアック!G&Gさん、良く分かってらっしゃいますわ~!(自衛隊ファンなら何に使うかお分かりですよね~?)

G&Gさんは世界有数の親日国としてとみに知られる台湾のトイガンメーカーですが、同地ではガチガチの自衛隊装備でサバイバルゲームに参加するチームさん(有名どころだと陸上自衛隊台南方面隊とか)も多いそうで、やはり自衛隊の装備に造詣の深い方が多いんでしょうね。

次回の入荷時期は5月末頃になるとのことで、ただ今ご予約受付中です!



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