2022年07月02日
『トカレフ TT-33 モデルガン』サンプルお借りしました!
皆様ご機嫌麗しゅう。FORTRESS名古屋店のタナ・セガールでございます。

▲7月12日にメーカー出荷を控えておりますタナカワークス様のモデルガン新製品『トカレフ TT-33 HW』でございますが、メーカー様のご厚意により量産サンプルをお借りすることができましたので、毎度恒例のぷちレビューなぞ一発こいてみたいと思いまする!

▲1933年に旧ソ連軍の制式拳銃として採用されたTT-33(ツーラ・トカレバ 1933年型)自動拳銃をモデルアップ!
ヒョードル・トカレフ技師の手で開発された前身TT-1930の構造を更に単純化したもので、機構の簡略化のために安全装置すらオミットしたことは良く知られるところでございます。

▲トカレフ自動拳銃の開発にあたって参考にされたのは、帝政ロシア時代に米国から輸入されたコルトM1911ですが、細身で丸みを帯びたシルエットはむしろM1903ベストポケットあたりと良く似た印象。
ハンマーの大部分がスライド後部に覆い隠されているところも、M1911系とは異なるシルエットとなった一因を担っておりますね。

▲本製品は先行リリースされたデザートイーグル同様、モデルガン部門を廃業したハドソン産業から引き取った金型を元に製造されたリバイバル商品に当たりますが、デザートイーグルと同じくブローバックモデルガンとしての信頼性を向上させるべく大幅な改修が施されています。
今回は発火のお許しも頂けたため、その様子を動画撮影しておりますが、作動性についてはファンから無可動ブローバックモデルガンと揶揄された旧ハドソン製とはもはや別次元で、ラピッドファイアも交えた1マガジン分の発火を1発のジャムもなしにクリアし、スライドストップもしっかりとかかってくれました。
ハンマーを起こしてブリーチ後部を見てみると、ファイアリングピン(※樹脂製)の後端が大きく突き出しており、これがハドソン製で頻発した不発を排除するうえで大きく役立っているものと思われます。(※デザートイーグルも同様。)

▲スライドストップはスライド式のスチールクリップで固定されております。こういう割り切りもトカレフらしいチャームポイントと言えるでしょう。
実銃の場合分解の際はマガジンの底などをクリップの折り返し部分に引っ掛けてスライドさせるようになっていますが、実銃同様傷がつくことは覚悟しておいた方が良いでしょう。

▲重量を稼ぐためか、グリップパネルもスライド/フレームと同じくHW(ヘビーウェイト)樹脂で製作されているようです。ちなみに重量は実測値で約472g(※カート含まず)で、金属製ウェイトが入る余地があまりない構造の割に頑張ってますねえ。
実銃は思いっきり安ぽい風情の真っ黒でテカテカした樹脂製というイメージ(※小生の独断と偏見です)なので、気になる方は艶有りのブラックで塗装してやると雰囲気出るかも。

▲7.62x25mmトカレフ弾タイプの専用カートは耐久性に優れかつ軽量な超ジュラルミン製で、アルマイト加工により真鍮色に仕上げられています。
発火には5mmキャップ火薬を1発使用。ダブルキャップカートもぜひ出して頂きたいところですが、見ての通り細身な銃なので、耐久性的に無理があるかにゃ~?どうかにゃ~?

▲トカレフと言うと、日本国内でも90年代を中心に暴力団の抗争による発砲事件などで数多く使用されたため、正直あんまし良いイメージがありませんが、我が国に密輸されていたのは正確には中国製のコピー品である54式手槍が大多数を占めておりました。
老朽化により人民解放軍から廃棄処分となるはずだったものから使用できるパーツを掻き集めて共食い方式で再生し、一部の部隊が組織ぐるみで闇ルートに横流していたという代物だったらしく、当時報道番組や週刊誌などでその悪質さが取り沙汰されていたものでございます。
▲最後に実射レビュー動画をば。短い映像でございますが、購入をご検討中のファンの皆様のご参考になれば幸いでございます。
あのハドソン製トカレフをこれだけ快調に新生させたのですから、小生的には現在開発中だというブローニング・ハイパワーモデルガンにも期待感大でございます!
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▲7月12日にメーカー出荷を控えておりますタナカワークス様のモデルガン新製品『トカレフ TT-33 HW』でございますが、メーカー様のご厚意により量産サンプルをお借りすることができましたので、毎度恒例のぷちレビューなぞ一発こいてみたいと思いまする!
▲1933年に旧ソ連軍の制式拳銃として採用されたTT-33(ツーラ・トカレバ 1933年型)自動拳銃をモデルアップ!
ヒョードル・トカレフ技師の手で開発された前身TT-1930の構造を更に単純化したもので、機構の簡略化のために安全装置すらオミットしたことは良く知られるところでございます。
▲トカレフ自動拳銃の開発にあたって参考にされたのは、帝政ロシア時代に米国から輸入されたコルトM1911ですが、細身で丸みを帯びたシルエットはむしろM1903ベストポケットあたりと良く似た印象。
ハンマーの大部分がスライド後部に覆い隠されているところも、M1911系とは異なるシルエットとなった一因を担っておりますね。
▲本製品は先行リリースされたデザートイーグル同様、モデルガン部門を廃業したハドソン産業から引き取った金型を元に製造されたリバイバル商品に当たりますが、デザートイーグルと同じくブローバックモデルガンとしての信頼性を向上させるべく大幅な改修が施されています。
今回は発火のお許しも頂けたため、その様子を動画撮影しておりますが、作動性についてはファンから無可動ブローバックモデルガンと揶揄された旧ハドソン製とはもはや別次元で、ラピッドファイアも交えた1マガジン分の発火を1発のジャムもなしにクリアし、スライドストップもしっかりとかかってくれました。
ハンマーを起こしてブリーチ後部を見てみると、ファイアリングピン(※樹脂製)の後端が大きく突き出しており、これがハドソン製で頻発した不発を排除するうえで大きく役立っているものと思われます。(※デザートイーグルも同様。)
▲スライドストップはスライド式のスチールクリップで固定されております。こういう割り切りもトカレフらしいチャームポイントと言えるでしょう。
実銃の場合分解の際はマガジンの底などをクリップの折り返し部分に引っ掛けてスライドさせるようになっていますが、実銃同様傷がつくことは覚悟しておいた方が良いでしょう。
▲重量を稼ぐためか、グリップパネルもスライド/フレームと同じくHW(ヘビーウェイト)樹脂で製作されているようです。ちなみに重量は実測値で約472g(※カート含まず)で、金属製ウェイトが入る余地があまりない構造の割に頑張ってますねえ。
実銃は思いっきり安ぽい風情の真っ黒でテカテカした樹脂製というイメージ(※小生の独断と偏見です)なので、気になる方は艶有りのブラックで塗装してやると雰囲気出るかも。
▲7.62x25mmトカレフ弾タイプの専用カートは耐久性に優れかつ軽量な超ジュラルミン製で、アルマイト加工により真鍮色に仕上げられています。
発火には5mmキャップ火薬を1発使用。ダブルキャップカートもぜひ出して頂きたいところですが、見ての通り細身な銃なので、耐久性的に無理があるかにゃ~?どうかにゃ~?
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