2012年04月16日

タナ・セガール洋画劇場『ターミネーター』

皆様ご機嫌麗しゅう。FORTRESS WEB SHOPのタナ・セガールでございます。

小生が独断と偏見にまみれつつ選んだおススメ洋画(たまに邦画もあるかも)を、気が向いた時にのんべんだらりとご紹介する『タナ・セガール洋画劇場』

第2回目となります今宵のお題はコチラ!↓
タナ・セガール洋画劇場『ターミネーター』
『ターミネーター(原題 The Terminator)』
まあ、今更説明の必要もないであろう、80年代を代表するSFアクションの大傑作ですね!
タイタニックやアバターといった、映画史に燦然と輝く名作の数々を手掛けてきたジェイムズ・キャメロン監督の、実質的デビュー作ともいえる作品であります!(正確には殺人魚フライング・キラーというドB級ホラー映画がデビュー作ですが、キャメロン監督にとっては黒歴史だそうですので…。)



タナ・セガール洋画劇場『ターミネーター』
▲核戦争を引き起こすことで人類を絶滅させようと画策するコンピュータ『スカイネット』が、人類抵抗軍の指導者である『ジョン・コナー』を抹殺する為、過去にさかのぼってその母親である『サラ・コナー』に刺客を差し向けるという、タイムパラドックスを題材にしたSFアクションですが、予算不足の為に未来(2029年)のシーンは最小限に抑え、1984年のロスアンゼルスを舞台にストーリーが展開します。

サラを救うために抵抗軍から派遣された兵士『カイル・リース』と、機械軍の刺客たる殺人マシン『ターミネーター』の死闘と同時に、サラとリースのラブストーリーも並行して描かれており、『愛』を物語の中心に据える事の多いキャメロン監督作品の特色が早くも現れているように思います。
まあ、キャメロン御大ご自身は盛大に離婚しまくってますけんどね。



タナ・セガール洋画劇場『ターミネーター』
▲この作品の最大の見どころと言えば、文字通り人の皮を被った対人戦闘兵器であるターミネーターの、撃たれようが車で轢かれようが炎で焼かれようがお構いなしでヒロインに迫るしぶとさと、衆人環視もモノともせずに邪魔者を殺しまくる殺人機械っぷり!
元ボディビルダーであり、ミスターユニバースやミスターオリンピアといった世界タイトルを総なめにしてきたアーノルド・シュワルツェネッガーが、その非人間的ともいえる肉体をフルに活かして見事に演じ切りました。
AR-18アサルトライフルSPAS-12ショットガンの2丁撃ちなんて、真似できる人間はそうはいないでしょう!

余談になりますが、第1作目で字幕を担当した岡枝慎二さんの、『殺人機』とかいて『ターミネーター』とルビを振る翻訳センスが、非常に秀逸でございました。某戸田奈〇津子さんとは大違いですね。



タナ・セガール洋画劇場『ターミネーター』
▲映画史上これほどカッコエエ悪役というのも珍しいのではないでしょうか?この映画の公開以降、サングラスに革ジャン姿の悪役キャラがやたらと登場するようになったように思います。
それにしても、ストックレス&40連マガジンx2(ジャングルスタイル)仕様のAR-18がやたらカッコええなあ。電ガンかガスブロでどっか出さねえかな~?

シリーズを重ねるとともに、悪役から味方キャラへと変わっていったターミネーター・サイバーダインシステムズ800シリーズ・モデル101(長いわ!)ですが、小生としてはやはり情け容赦ない殺人マシンとして描かれた第1作目が一番魅力的に映ります!



タナ・セガール洋画劇場『ターミネーター』
▲ここで歴代タミちゃんの変遷を見ていきましょう。まず第2作目『ターミネーター2(Teminator 2 Judgment Day)』バージョン!
前作のイメージを色濃く残しながらも、良く練られた脚本により、元のイメージを崩すことなく見事に善玉キャラクターに転身いたしました!通称ボブおぢさん



タナ・セガール洋画劇場『ターミネーター』
▲結構カタルシス溢れるアクションを見せてくれた割に、劇中を通して一人も殺していない所が立派!
主人公ジョン(幼少時)との触れ合いによって次第に人間的な感情を身に着けて行き、最後はプログラムでは無く己の感情にしたがってジョンを守ろうとする姿が心を打ちました。
任務を果たし、サラとジョンに見守られながら溶鉱炉に沈んで行くターミネーターの姿に、あたしゃ不覚にも映画館で涙をちょちょぎらせましたよ、ええそりゃあもう!



タナ・セガール洋画劇場『ターミネーター』
▲ファンとしては無かった事にしたい黒歴史ともいえる第3作目『ターミネーター3(Terminnator 3 Rise of the Machines)』バージョン。着用しているサングラスのデザインが一番ダサいですね!
以上。(投げやりやな。)
ちなみに、日本の漫画家集団であるArk Performanceが描いた漫画版T3は何ぼかマシです。



タナ・セガール洋画劇場『ターミネーター』
▲世間的にはあんまり評価されていないようですが、小生的には結構好みな第4作目『ターミネーター4(Terminator Salvation)』バージョン。通称フルチンネーター
当初出演する予定の無かったシュワちゃんでしたが、同郷のボディビルダーであるローランド・キッキンガーのボディに、第1作目の映像をもとにCGで構築したヘッドを挿げ替える形でまさかの再登場!32歳当時のご尊顔が見事に再現されております!(まあ、じっくり静止画で見れば不気味の谷全開ですが。)

ちなみに自分が出演していない『ターミネーター4』を、子供たちにシリーズで一番面白いと言われて、シュワちゃん本気で凹んだとか。



タナ・セガール洋画劇場『ターミネーター』
▲最後にオマケを一つ。第1作目のサラの悪夢の中に登場する、名もなきT-800系ターミネーター!
演ずるはこれまたボディビルダーのフランコ・コロンブであります!
馬鹿デカいマシンガン型プラズマライフル(正式名称はジェネラルダイナミクス RSB-80 プラズマガンと言うそうな)を振り回し、人間たちを容赦なく殺戮していく姿は、やっぱりターミネーターというキャラクター本来の怖さを感じます。

第4作目の興行収益があまり芳しくなかった為、今のところ頓挫してしまっている『ターミネーター5』の企画ですが、脚本を上手いこと練り上げた上で、なんとか公開にこぎつけて欲しいもんですね。



それではまた、『タナ・セガール洋画劇場』にてお会いしましょう!サヨナラ!サヨナラ!サヨナラ!(ああ、また各方面から怒られそう…。)





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Posted by フォートレスWEBショップ  at 22:30 │Comments(4)タナ・セガール洋画劇場

この記事へのコメント
奈〇津子って、フルネーム出ちゃってますけど。。。
Posted by ろき at 2012年04月16日 23:05
タナ・セガール様
毎度お世話になります、オヤジGUNです。

ターミネーター特集、大変感慨深く拝見いたしました。
小生40過ぎのオッサンなので正に「ツボ」です。
たしかにAR18はモデル化して頂きたい一品です。
思えばターミネーターにあこがれてJACのUZIやAR18
やガーゴイルサングラス、はてはフロリダのユニバーサルスタジオ
で真夏にもかかわらず革ジャンを購入…
あっ、スミマセン、もうやめます。

また是非このような特集をお願いいたします。

以上、よろしくお願いいたします。
Posted by オヤジGUNオヤジGUN at 2012年04月16日 23:41
こんばんは~

いやあ「ターミネーター1」はキャメロンの大傑作ですね。
警察署でAR18とSPAS12持って大暴れするシュワちゃん、プラズマガンで無言の殺戮フランコ氏は私もドツボです、、、が、
・リンダ・ハミルトンのマシュマロボデー
・ランス・ヘンリクセンのM16でヘイ!
も追加のドツボで書かせていただきますw
Posted by リコ・チンデルリコ・チンデル at 2012年04月17日 00:01
リコ・チンデル様、どうもです!
初期のキャメロン作品でもう一人忘れちゃいけないのが『マイケル・ビーン』ですね。小生が女だったら抱かれても良いっつーぐらいの渋カッコよさでありました!
まあ、毎回痛い目(死亡or重傷)に合わされる幸薄さが可哀そうでしたが。


オヤジGUN様!
タミネファンだったら、ガーゴイルズのサングラスは必ず1回は買っちゃいますよねえ!
小生、高坊時代から今に至るまでずっと愛用し続けております。(常に1本スペアをストック!)
最近の製品は中国製になっちゃったせいか、造りが少々安っぽくなってしまったのが残念です。


ろき様、当駄ブログにお越し頂きまして、まことにありがとうございます。
正直、戸田女史の翻訳のセンスはあまり褒められたものでは無いと思います。
T2の字幕で、『サイバーダインシステムズ・モデル101』という固有名詞を『サイボーグ101型』と言い換えていたり、ミニガンを『大砲』と訳していたりしておられるのが、特に脱力ものでありました。
Posted by フォートレスWEBショップフォートレスWEBショップ at 2012年04月17日 13:30
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