2017年09月09日

タナ・セガール洋画劇場『バイオハザード・ヴェンデッタ』

皆様ご機嫌麗しゅう。FORTRESS WEB SHOPのタナ・セガールでございます。

小生が独断と偏見にまみれつつ選んだおススメ洋画(たまに邦画もあるかも)を、気が向いた時にのんべんだらりとご紹介する『タナ・セガール洋画劇場』(今回は洋画じゃないけど)。

今回ご紹介いたします作品はコチラでございます!↓

タナ・セガール洋画劇場『バイオハザード・ヴェンデッタ』
『バイオハザード ヴェンデッタ』(英題 Resident Evil Vendetta)
大人気ホラーゲーム『バイオハザード』の世界観を元に製作されたフルCGアニメーション映画シリーズ第3弾であります!
ポール・W・S・アンダーソン監督とその嫁ミラ・ジョヴォヴィッチに私物化され、原点からかけ離れた自慰的作品に成り下がった実写版バイオハザード(※別名ジョボビハザード)シリーズとは異なり、CGアニメ版はゲーム版オリジナルと同じ世界観で製作されており、ストーリー的にも原作のエピソードとの関わりをしっかり持たせているところに、シリーズの一ファンとして好感が持てます。



タナ・セガール洋画劇場『バイオハザード・ヴェンデッタ』
▲ホントは劇場で観たかったんだけど、上映期間が短かったためにスケジュールが合わず、気づいた時には既に上映終了となっていたこの作品。ブルーレイ化されたことでようやくの鑑賞と相成りました。
時系列的にはBH6とBH7の間のエピソードとなっており、これまでのCGアニメシリーズで主役を張ってきたレオン・S・ケネディに加え、今作品では原作シリーズの人気キャラクリス・レッドフィールドと、BH0以来久々の登場となる元STARS隊員レベッカ・チェンバースが登場しております。
レベッカはBH0(1998年)の時点で18歳だったので、2017年時点での年齢は…いや、やめとこ…。

以下、ちょっぴりネタバレありかも。



タナ・セガール洋画劇場『バイオハザード・ヴェンデッタ』
▲国際指名手配されている武器商人グレン・アリアスがBOW(バイオ・オーガニック・ウェポン/有機生命体兵器)の闇取引を行っているという情報を得たBSAA(国際対バイオテロ組織)北米支部のクリスは、アリアスが潜伏するメキシコのアジトを急襲すべく、メキシコ陸軍特殊部隊GAFEにオブザーバーとして同行します。
GAFEの隊員たちが携行しているのは、一時期G36系の違法コピーなのではないかという疑惑をもたれた(※後に疑惑は否定されてますが)メキシコ製アサルトライフルFX-05 シウコアトル
のっけからマニアックな銃出してきますねえ。



タナ・セガール洋画劇場『バイオハザード・ヴェンデッタ』
▲クリスはBSAAの支給品であるM4A1カービンを携行。オーソドックスな14.5inバレル仕様で、トリジコンACOGサイトとウェポンライトがマウントされています。
ヘリコプターの機内でM4の装填を行う際にボルトを軽く後退させてチャンバーに初弾が送り込まれているか確認し、その後ダストカバーを閉じなおすという所作に、場数を踏んだ兵士の用心深さが垣間見えます。
ちなみにFX-05もSTANAGマガジン採用機種なので、クリスとGAFE隊員との間での弾薬の相互融通は問題なさそう。



タナ・セガール洋画劇場『バイオハザード・ヴェンデッタ』
▲アリアスのアジトである洋館に突入するクリスとGAFE隊員達。アリアスの捕縛だけでなく、組織に潜入していて身柄を拘束された女性エージェントと誘拐されたその息子の救出も作戦の目的の一つでしたが、彼らを待ち受けていたのは無数に蠢くゾンビの群れとブービートラップでした。
対BOW戦闘に不慣れなGAFE隊員達は抵抗らしい抵抗も出来ずに殲滅され、孤立したクリスは堪らず洋館から脱出します。



タナ・セガール洋画劇場『バイオハザード・ヴェンデッタ』
▲窓を破って飛び出したクリスの前に立ちはだかったのは、ターゲットであるアリアスその人!すかさず銃を向けるクリスでしたが、CQC(近接戦闘術)の達人であるアリアスは素手で攻撃をさばきつつ、クリスを圧倒していきます。
間合いをつめながら格闘の合間にクリスのM4のマガジンを抜き取ったり、チャージングハンドルを引いてチャンバーから弾薬を排出したりと、銃の弱点を知り尽くしたアリアスの戦闘技術が圧巻!
最後はクリス自身のサイドアームであるベレッタ93Rをホルスターから奪い取ると3点バーストで容赦なく銃撃、ボディアーマーのおかげで致命傷は免れたものの、クリスは完全に無力化されてしまいます。

勝ち誇ったアリアスは、自分の扱うBOWがこれまでと違って敵味方を識別する能力を持つことを自慢げにクリスに語ると、ゾンビの群れをけしかけて悠然と歩み去っていきます。

窮地に陥ったクリスは、彼らをピックアップするために駆けつけた味方ヘリからのミニガンによる航空支援で九死に一生を得ますが、ともに突入したGAFEが全滅、救出するはずだった仲間を救うこともできず、慟哭します。



タナ・セガール洋画劇場『バイオハザード・ヴェンデッタ』
▲アリアスの逃亡から4週間後。全米各地で原因不明の小規模なゾンビ化事件が発生し、ウイルス研究の第一人者として大学教授となっていたレベッカはワクチンの研究開発に追われていました。
ところがワクチンの開発を妨害すべく、彼女の勤務する大学に新型ウイルスによる攻撃が仕掛けられ、研究員達がゾンビ化するという事態が発生します。



タナ・セガール洋画劇場『バイオハザード・ヴェンデッタ』
▲レベッカ自身は生成を終えたばかりのワクチンを接種してゾンビ化を免れ、必死にゾンビに抗っていたところを、事態を収拾すべく派遣されてきたクリスとその部下達で構成されるBSAAの少数精鋭チームシルバーダガーに救出されます。

クリスはアリアスが開発した新型ウイルスに、かつてロス・イルミナドス教団(※BH4で登場したカルト集団)が用いていたプラーガ種の寄生体に似た性質があることをレベッカに語ると、教団と因縁の深いDSO(Division of Security Operations/米大統領直轄の諜報機関)のエージェント、レオンから話を聞くべく、彼が休暇を過ごしているコロラドへと向かいます。



タナ・セガール洋画劇場『バイオハザード・ヴェンデッタ』
トールオークスでのバイオテロ事件(※BH6)に関わった上院議員の逮捕に向かった際に情報の漏洩が原因で多くの仲間を失い、先の見えない戦いの毎日に疲弊しきったレオンはアルコール漬けの自堕落な生活を送っており、レオンとレベッカの協力要請に対しても非協力的な態度を取り続けます。
しかしトールオークスの件でレオンたちの情報を敵方に売った張本人である情報屋のパトリシオが、ロス・イルミナドス教団の残党とアリアスが結託してニューヨークで大規模なバイオテロを起こそうと計画していることを掴んだために命を狙われることとなり、自身と家族の身の安全のためにレオンに泣きついてくることに。
アリアスは口封じのために配下の傭兵と、腹心の部下にして親友、そして強化改造を受けたBOWでもあるディエゴを送り込むと、パトリシオを抹殺し、レベッカを拉致してしまいます。

パトリシオの遺品であるスマートフォンにかかってきた彼の家族からの電話で、小悪党であった彼も愛する家族だけは必死に護ろうとしていたことを知ったレオンは、家族を護ってくれという彼の遺言を果たすべく、クリスとともに立ち上がります。



タナ・セガール洋画劇場『バイオハザード・ヴェンデッタ』
▲アリアスの目的は、新型ウイルスを用いて世界中でバイオテロを引き起こし、自分からかけがえのないものを奪った『大国』に復讐すること。
武器商人であった彼を危険視した『大国』は彼を抹殺すべく、よりにもよって彼の結婚式の式場をUAVで爆撃し、花嫁であるサラと親族、友人達を死に追いやっており、生き残ったアリアスとその友人達は復讐の鬼となっていたのでした。
ちなみにタイトルのヴェンデッタ(Vendetta)とは、イタリア語で血の報復を意味する言葉ですね。



タナ・セガール洋画劇場『バイオハザード・ヴェンデッタ』
▲新型ウイルス(Aウイルス/Animality Virus)は通常時は無害なベースウイルスをあらかじめ対象者に感染させて潜伏状態とし、更に気体状のトリガーウイルスを散布することで活性化させ、感染者を凶暴かつ身体能力の高いゾンビに変貌させるというもの。
ベースウイルスは既に飲料水に混入する形で5大湖を水源とする地域全域の住民達に接種させられており、トリガーウイルスがばら撒かれることになれば、該当地域は瞬時にゾンビ地獄と化すことに!
万が一のフェイルセーフのため、Aウイルスを無害化するワクチンも平行して生産されていることを知ったクリスとレオンは、アリアスが根拠地としているニューヨークのAGUA社(アリアスが経営する飲料水メーカー)ビルに急行しますが、時既に遅く、トリガーウイルスの散布が開始されてしまいます。



タナ・セガール洋画劇場『バイオハザード・ヴェンデッタ』
▲事態の収拾に当たるためBSAAがニューヨーク全域に展開することとなり、クリス達のチームは十分なバックアップも受けられない状態に追い込まれながらも、トリガーウイルスを散布しているトレーラーを虱潰しに攻撃していきます。
ちなみに上の画像でレオンのバイクと併走しているのは、シリーズのファンにはお馴染みのBOWケルベロス。Aウイルスで強化された改良型のようです。



タナ・セガール洋画劇場『バイオハザード・ヴェンデッタ』
▲拉致されたレベッカの救出と、アリアスの狂気の計画を止めるべく、AGUA社ビルに突入するクリス。メインアームはメキシコの時と同じくM4A1ですが、新たにM9バヨネット(銃剣)とM203グレネードランチャーが素着されています。
M203はバヨネットに干渉しないよう、レイルを介して少し下側にオフセットした位置に装着しているようです。トイガンでも真似できそう。



タナ・セガール洋画劇場『バイオハザード・ヴェンデッタ』
▲別ルートを回っていたレオンもクリスに合流。雲霞の如く湧き出るゾンビの大群を、2人して必死に蹴散らしていきます。
銃撃と素手の格闘技を組み合わせた殺陣が今風ですねえ。ちょっぴりプロレス技っぽい動きも散見されますが。
レオンが手にしているのは、東京マルイさんがかつてバイオハザード6限定モデルとしてリリースしたSIG P226ベースのDSOエージェント用カスタムセンチネルナイン
ゲーム中には登場しなかった同モデルですが、ここに来てやっとこさ日の目を見ましたねえ。



タナ・セガール洋画劇場『バイオハザード・ヴェンデッタ』
▲レオンのガンハンドリングを見ると、昨今流行のCAR(Center Axis Relock)システムを多用しているのが分かります。『ジョン・ウィック』シリーズで有名になったアレですね。
レオンの場合ちょっと銃を横倒しにし過ぎかにゃ~?とも思いますが、最新のコンバットシューティングのメソッドをいち早く取り入れたアクションの組み立ては見応えがございます。



タナ・セガール洋画劇場『バイオハザード・ヴェンデッタ』
▲レオンがゾンビの群れを引き受けた隙に、クリスはレベッカを救出しますが、彼女の体には既にAウイルスが投与されておりました。
20分以内にワクチンを接種しなければ、クリス自身の手で彼女を葬らなければならない事態に!
アリアスが差し向けたディエゴを、インセンダリー(焼夷)グレネードで辛くも退けたクリスは、決着をつけるべくアリアスの待つ屋上へと赴きます。
アリアスが手にしているのはグロック18Cマシンピストル



タナ・セガール洋画劇場『バイオハザード・ヴェンデッタ』
▲クリスVSアリアスの戦いは、ジョン・ウィックリベリオンのガンカタをあわせたような感じで、極至近距離でのマシンピストル(ベレッタ93R対G18C)での銃撃の応酬!
しかし銃撃では決着が付かず、次第に己の肉体を駆使した格闘戦へと移行していきます。



タナ・セガール洋画劇場『バイオハザード・ヴェンデッタ』
▲クリスに対して戦いを優位に進めていたアリアスでしたが、一蹴の隙を突かれて高所から突き落とされ、瀕死の重傷を負います。
しかしアリアスは彼の元に駆けつけてきたディエゴのリミッターを解除すると、彼と融合して巨体を誇るBOWアリエゴと化し、再びクリスの前に立ち塞がります。
ちなみに名前の由来はアリアス+ディエゴ。友情パワーで強さ100倍だ!多分な!



タナ・セガール洋画劇場『バイオハザード・ヴェンデッタ』
▲ゾンビをあらかた片付けて合流してきたレオンとともに、アリエゴとの最終決戦の火蓋が切って落とされます!
これまでずっとヤバイ連中と戦い続けてきた教訓からか、最終決戦でレオンが持ち出してくるのがデザートイーグル50AE
そういやBH2でも借りパクしたバリーのデザートイーグルカスタム使ってましたねえ、この人。

はたして勝負の行方は!? レベッカの運命は!? あんましネタバレしすぎても何ですので、気になる方はブルーレイかDVDでご覧下さいまし。
ちょっぴり突っ込みどころもあるものの、やっぱ実写映画版より遥かに面白いわ、CGアニメシリーズ!



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それではまた、『タナ・セガール洋画劇場』でお会いしましょう!


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Posted by フォートレスWEBショップ  at 21:15 │Comments(0)タナ・セガール洋画劇場

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