フォートレス・ミリブロ出張所

皆様ご機嫌麗しゅう。FORTRESS名古屋店のタナ・セガールでございます。


▲昨今広がりを見せつつあるCo2（炭酸ガス）パワーソース式ブローバックガスガンでございますが、高精度サブマシンガンの代表機種ともいえる『H&K MP5』シリーズが待望のリリースでございまする！




▲『SRC: cob-405 MP5A3 Co2ブローバック』
実銃は言わずと知れたドイツH&K（ヘッケラー＆コッホ）社製9mm口径サブマシンガン！
同社のG3アサルトライフルの基本構造をそのまま小型化する形で設計され、ディレードブローバック機構の一種であるローラーロッキングとクローズドボルトファイアリングの組み合わせにより、旧来のストレートブローバック/オープンボルト方式のサブマシンガンとは隔絶した命中精度を実現しており、対テロ作戦などの状況で攻撃対象だけを正確に排除できるその性能から、世界各国の軍/法執行機関に採用されました。




▲G3/MP5系のレシーバーはシートメタルからのスタンピング（プレス工法）と溶接で組み上げられていますが、SRC製MP5も実銃同様の工法で製作されています。この質感と剛性は、プラ製のモナカボディでは絶対に出せないでしょう！

コッキングハンドルも強度に優れたスチール製なので、コッキングハンドルを引いてフロントチューブのスロットに引っ掛け、ボルトをホールドオープンさせた状態でマガジンを装填した後、ハンドルを叩いてボルトを前進させるというMP5独特のローディングメソッドHKスラップも遠慮なく行えます！




▲トライラグを介して装着されたフラッシュハイダーを外すと、マズル（銃口部）には14mm逆ネジ規格のスレッドが切られており、サードパーティ製のサイレンサーやフラッシュハイダーが装着できます。
ハンドガードは後期型のトロピカルタイプが標準ですが、純正オプションとして初期型のスリムラインハンドガードもラインナップされております。




▲トリガーパック（※いわゆるロアレシーバー）はシングルサイドセレクターレバーやフィンガーチャンネルが特徴の初期型をモデルアップ。
セレクターの表示はS（ジッヒャー）/E（アインツェル）/F（フォイヤー）のドイツ語表記となっており、厨二心をくすぐりますねえ。




▲一方リトラクタブル（伸縮式）ストックはバットプレートが大型化されたF（フランス）型となっており、旧型トリガーパックとはややミスマッチな感じ。
ここはやはり旧型ストックにして欲しかったかにゃ～？




▲パワーソースとして12g規格のCo2ミニボンベを1本使用。外気温や射撃モード（セミオート/フルオート）など使用条件にもよりますが、ボンベ1本でおよそ50～70発の射撃が可能との事でございます。
セミオート時の方がやはり燃費はよろしいようですね。




▲『SRC: cob-402 MP5A2 Co2ブローバック』
固定ストック仕様のMP5A2も入ってきておりまする。リトラクタブルストックのA3のように全長を短縮することは出来ませんが、固定ストックならではの構えた時の安定感の高さは特筆もの！
ちなみに重量もリトラクタブルストックバージョンと比べて少～し軽めとなっております。（※リトラクタブルストックは金属製なため。）




▲やっぱコイツにはSUREFIREのM628ウェポンライト（ハンドガードと一体になってるヤツ）を装着して、往年のLAPD SWAT風味にセットアップしてやりたいわ～！

実際に撃ってみるとリコイル（反動）そのものはそれほど強い印象ではありませんが、切れのあるシャープな撃ち味が心地良いです！
元々MP5シリーズは反動制御の容易さでは定評のある銃ですから、実銃のイメージにあった射撃感覚と言えるかもしれませんね！



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