2014年11月07日
はぢめての挑戦
どうも、通販部の将軍さまです。
最近ネタが無いこと著しい為、今回も戦車なアレに逃げます。
今回の奴はSchneider CA1
一般的にはシュナイダー突撃戦車などと呼ばれている車両です!
こいつはフランス初の近代戦車として開発されました。(近代と付けないと表紙のケルト人のチャリオットになってしまう)
開発に至った経緯としてはWW1の双方が塹壕を掘りあって膠着した戦線を突破する為の新兵器として
アメリカのホルト社製トラクターを多分に参考にしながら開発されました。(英国も同時期に全く同じことを考えて菱形の物体を開発している)
何分手探りの状態で開発された為、性能は怪しい面が多くなっております。
武装としては両側面の銃座にホチキス重機関銃が一丁ずつと右側面の何とも言い難い位置に取り付けられている75mm砲一門となっており、正面を攻撃出来る物が何も無いという楽しい状態になっています。
機銃はともかく砲がこの様な配置になったのは構造上、車体前部にギチギチになるまで物が詰まっている為の妥協の産物とのことです。
足回りはホルトトラクターを参考(というかパクッた)構造をしており、菱形の物体とは異なりサスペンションを装備しているあたりに先進性を感じなくも無い様な気がします。
機動性としては76馬力のエンジンで最高速度が時速8kmとかろうじて歩くよりは早いという程度となっていますが、それでも6kmしかでない菱形のアレよりましとなっております。
装甲については一応機関銃に耐えるように設計されております。
また↑の様に一部が空間装甲になっておりますが、理由としてはドイツ軍が菱形の物体対策に開発したSmK弾という小銃及び機関銃用の徹甲弾を撃ち込まれた場合、耐えることが出来ない事が判明したために装着されました。
機械的な信頼性及び居住性については非常に劣悪となっており、
エンジンは非常に不安定で専属の機関士が常に睨めっこしているにも関わらず突然止まったり、燃料から出火したりするなど酷い有様で、
居住性についてもエンジンが隔壁も無く剥き出しで搭載されており通気性も悪い為、車内は焦熱地獄と化しており、しかも運転手以外座席がなく、さらに言えば乗員は貫通弾及び隙間から入り込んだ弾丸への対策で甲冑的な物を着込んでいた為、何かの拷問の様な状況で有ったとの事です。
全体的に言えばいくら初めての戦車とはいえこれはひどいといった感じの車両となっており、次に開発したサンシャモン戦車もなかなかアレだったことも有り、最初の戦車はイギリスに後れを取った形となりました。(実際のところ後発組のドイツにすら劣った)
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