フォートレス・ミリブロ出張所

本日、東京ビッグサイトで開催の東京おもちゃショーに、エアガン業界ではマルシン工業さんが出展されています。そこでみたものが、「おっ！」というか「…えっ？」に近い声が出たほどのインパクトだったのでご報告。

▲今日は業者招待日とあって会場は静かな感じですが


▲新製品ラインナップが展示されています

やや見慣れた感じの商品ラインナップ（すごくマルシンさんらしさが滲んでいるわけですが）が並んでいたこともあって、ひととおり見たら「はい、次の新製品ね。ふむふむ。」と、終わるはずでした。

が、しかし。そこには、業界人としては気になってしょうがないアピールが！

▲…えっ!?

画像では読みにくいと思うので要約すると、な、なんとこの平成の世に、CO2ボンベをパワーソースに採用、とのこと。ちなみにそのCO2ボンベは、家庭用のビールサーバーなどに使われているあの小さなカプセルです。

CO2といえばこの業界に長い人ほど「過去の話」として片付けがちな話題ですが、なるほど冷静になって考えれば、今ガスガンで使われている代替フロンのボンベなんかよりもずっと環境にやさしいわけで、見直す価値はありそう。しかも冬でも圧が安定しているから、ガスガンにとってイイことづくめじゃないですか！ボンベも安いし（1本100円ぐらいで売られてますね）。
マルシン工業さんの着眼点に感服！もしかしたらガスガンの大革命になるかもしれないできごとだと思います。

今回のCO2仕様、まずはブローバックモデルのM1カービンに搭載されて登場します。
あの小さなカプセルでどれぐらい撃てるのか、どんなリコイルが味わえるか、製品を見るのが早くも楽しみになってきました。


▲ただし販売店には「高圧ガス取り扱い」の届け出が必要とのこと。業界あげてCO2トイガンを普及させるためには欠かせない手続きになりそうです