2018年01月16日

タナ・セガール洋画劇場『ウォンテッド』

皆様ご機嫌麗しゅう。FORTRESS WEB SHOPのタナ・セガールでございます。

小生が独断と偏見にまみれつつ選んだおススメ洋画(たまに邦画もあるかも)を、気が向いた時にのんべんだらりとご紹介する『タナ・セガール洋画劇場』

今回のお題はちょっぴりマイナー気味な80年代B級アクション映画でございますところのコチラでございまする!↓

タナ・セガール洋画劇場『ウォンテッド』
『ウォンテッド』(原題 Wanted Dead or Alive)
ウォンテッドと言っても、アンジェリーナ・ジョリーが出たヤツじゃありませんよ~?1987年に日本公開された、ルトガー・ハウアー主演のB級(※大事な事なので2度言いました)アクションムービーであります!
ルトガー・ハウアーといえば、80年代SFの金字塔『ブレードランナー』の逃亡レプリカントグループのリーダーロイ・バッティ役や、サイコサスペンス・ロードムービー『ヒッチャー』の不気味な殺人鬼ジョン・ライダー役で強烈な印象を残したオランダ出身の名優ですね。

以下、微妙~にネタバレありなのでご注意を!



タナ・セガール洋画劇場『ウォンテッド』
▲原題を見てピンと来た方もおられるかと思いますが、かつてお茶の間で人気を博したスティーブ・マックイーン主演のTV西部劇『拳銃無宿』(原題 Wanted Dead or Alive)の現代版続編とでもいうべき作品で、本作の主人公は拳銃無宿の主人公ジョッシュ・ランダルの曾孫に当たるキャラクターとして設定されております。
まあ、劇中ではほんのり匂わせる程度ですが。



タナ・セガール洋画劇場『ウォンテッド』
▲主人公ニック・ランダルは元CIAの特殊作戦要員だった過去を持つバウンティハンター(賞金稼ぎ)。
現代のアメリカでも賞金稼ぎは正式な職業として認められており、高利子で保釈金を立て替えるベイルボンドと呼ばれる金貸し業者と契約し、保釈金を踏み倒して逃亡した犯罪者をとっ捕まえるのが主なお仕事でございます。
スティーブ・マックイーン主演の『ハンター』や、ロバート・デ・ニーロ主演の『ミッドナイト・ラン』なんかも、現代の賞金稼ぎを描いた作品でありました。

仕事柄引退した元警官や退役軍人なんかが賞金稼ぎになることが多いようで、一定の範囲内で逮捕権や武力の行使も認められているとか。



タナ・セガール洋画劇場『ウォンテッド』
▲どこからどう見ても悪役面なハウアーが悪党をとっ捕まえるという構図は、1シーンだけ切り取ったらどっちが悪モンなのか分かりにくいですねえ。
おまわりさんじゃないので、逃亡犯をとっ捕まえる際の手際もメチャクチャ乱暴です!



タナ・セガール洋画劇場『ウォンテッド』
▲逃亡犯2人をとっ捕まえて馴染みの刑事に引き渡すと、事務所兼遊び場にしている倉庫に足を向けるニック。オフィスの片隅には仕事道具(銃)をずらりと並べたガンラックがあり、サプレッサー付きのAR-15やCAR-15、シュタイヤーAUG、ハイスタンダードHS10らしきブルパップショットガン、カスタマイズされたルガー10/22らしきサプレッサー付きライフルなどが整然と並べられております。
広々とした倉庫の中はバイクで走りまわれるだけの広さがあり、バスケのゴールポストなんかも据え付けられてたりして、大人の隠れ家という感じ!こういうの憧れるわ~。



タナ・セガール洋画劇場『ウォンテッド』
▲チンケな仕事を一つ片付けたところで、ニックは古巣であるCIAからある危険人物の捕縛を依頼されます。それがイスラム系テロ組織の指導者であり、数々の凄惨なテロ事件引き起こしてきたマラク・アル・ラヒムという男。
ユダヤ教のラビというイスラム教徒とは真逆の身分に成りすましてアメリカに入国したマラクは、新聞社に犯行予告の電話を入れ、自身の指紋をボックスに残したうえで映画館(ランボー2を上映中!)を爆破し、米国に宣戦布告を行います。

マラク役を演じるのは、ロックバンドKISSのベーシスト/ボーカリストとして知られるあのジーン・シモンズ!お馴染みのメイクを落とすと絵に描いたような極悪人面(?)だったりするため、いくつかの映画に悪役として出演しております。
最近だと日本映画『デトロイト・メタル・シティ』に、デスメタルのカリスマジャック・イル・ダーク役で出演していたのが記憶に新しいところでありますね。



タナ・セガール洋画劇場『ウォンテッド』
▲爆破された劇場跡の遺留品から、爆弾の起爆用として使用されたNASAグレードの衛星用ソレノイドコイルの残骸が発見されたことから、ニックはそれを糸口としてマラクの組織に迫っていきます。
しかしCIA内部にも現在は部外者のニックを捜査に引き入れることに難色を示す勢力があり、何かにつけて妨害を受けることに。
ニックのサイドアームはクロームメッキ仕様のH&K P7M13。劇中メインアームとして使用するのはショットガンなので、残念ながら本銃の発砲シーンはありませんが、中々に渋いハンドガンのチョイスであります。



タナ・セガール洋画劇場『ウォンテッド』
▲バックアップウェポンのナイフはコールドスチール製TANTOのブラックフィニッシュバージョンをチョイス。その名の通り日本の短刀をモチーフとしたファイティングナイフで、シンプルかつ頑丈なフィーチャーからその筋のプロにも愛用者の多いモデルであります。
コールドスチールの社長さんは大の親日家だそうで、和式刃物にも造詣が深く、同社の製品には短刀や脇差をモチーフにしたモデルも数多くラインナップされています。日本刀をモチーフとしたKATANAなんてモデルまで作ってたりしますが、残念ながらこれらのモデルは日本では所持できません。



タナ・セガール洋画劇場『ウォンテッド』
▲CIA時代のニックに殺されかけた因縁を持つマラクは、ニックのねぐらであるハーバーに係留されたヨットを爆破しますが、ヨットの中にいたのはCIAの監視員を撒くためにニックのふりをして訪れていた親友の刑事と、ニックの恋人でした。
巻き添えで2人を死なせてしまったニックは怒りに燃え、仕事抜きでマラクを捕らえようと決意します。

ところで気になるニックのショットガンですが、これがまた非常に手の込んだカスタムモデルでして、ベースはレミントンM870。これにレーザープロダクツ社(※現在のSUREFIRE)が同社のLPCレーザーサイトをビルトインしたもので、専用ピストルグリップにアクティベイトスイッチと充電式バッテリーがすっきりと内蔵されています。
フロント回りはサードパーティ製のバーティカルフォアグリップで更にカスタマイズ。流石にレーザーサイトは今の基準で見れば馬鹿でかい代物ですが、こういう80年代スタイルって問答無用でカッコエエよね!

オールレザー製で仕立てたM65フィールドジャケットと同じくレザー製のファティーグパンツを身に纏い、ブーツは不用意に紐が解けないようにダクトテープで固定。グローブはバイク用のようですが、トリガーフィンガーの人差し指と親指の部分だけ先っぽをちょん切って指先を出しているあたりが、メチャクチャプロっぽいです!



タナ・セガール洋画劇場『ウォンテッド』
▲ニックはヨット爆破の実行犯の男を捕らえると、手荒い尋問(というか拷問)を加え、マラクの計画を突き止めます。それは市内の化学工場を爆破し、インドのボパール化学工場事故に匹敵する、未曾有のケミカルテロを引き起こすことでした。
CIAもマラクの手下が潜伏するアジトを突き止め、突入しますが、計画は既に走り出した後でした。



タナ・セガール洋画劇場『ウォンテッド』
▲マラクの凶行を阻止すべく、死闘を繰り広げるニック!マラクを始めとするジハードゲリラのメインアームは定番のAKシリーズで、工場搬入用のドラム缶の中に隠れるためにフォールディングストック仕様のAKMSを使用しています。



タナ・セガール洋画劇場『ウォンテッド』
▲ちょっと珍しいのが、ニックがゲリラの一人を倒して奪うライトマシンガン。これH&K G3ウェポンシステムのベルト給弾式多用途機関銃型であるHK21やないですか!
めったに映画に出てこない珍品ですが、結局マラクをおびき寄せる囮として、トリガーガードにタントーを突っ込んで床に放置し、弾が無くなるまで発砲を続けるという用途に使用されるのみ。
なんかもったいねえ~!

まんまと囮に引っかかったマラクはその隙に背後を取られ、冷たい怒りと憎悪を込めつつニックにボコリ倒されます。この時の情けなくもふてぶてしいジーン・シモンズの演技がまたいいんですよねえ。
極悪人のクセに、ニックに無様に半殺しにされながら『私は兵士だ!兵士らしく死ぬ権利がある!』とか素敵な台詞をほざいちゃうマラクが最高!



タナ・セガール洋画劇場『ウォンテッド』
▲生かしたまま捕らえた際にはボーナスを支払うという当初の契約どおり、全殺しの2割引くらいの状態になったマラクをCIAに突き出すニック。口の中には猿轡の変わりにM67手榴弾を突っ込まれております。
『…報酬は全額、死んだ刑事の奥さんに渡してくれ。ボーナス分は俺の口座に。』報酬の振込先についてCIAエージェントに申し伝えるニック。
しかし最後の最後になって考えを変えた彼は…。

『Fuck the bonus!』

ニックが吐き捨てた最後の台詞が胸に突き刺さります。

レンタル屋さんにも中々置いてないマイナーな作品ですし、ブルーレイ化にも恵まれておりませんが、アクション映画が乱造された80年代半ばの隠れた名作(は、言い過ぎか)だと小生は思っておりまする。
機会があったら、ぜひ一度ご覧下さいまし。



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それではまた、『タナ・セガール洋画劇場』でお会いしましょう!サヨナラ!サヨナラ!サヨナラ!

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