2016年06月10日

『デッドプール』観てきました!

皆様ご機嫌麗しゅう。FORTRESS WEB SHOPのタナ・セガールでございます。

『デッドプール』観てきました!
▲先ごろ封切りと相成りましたアメコミ原作の実写映画『デッドプール』を、休日を利用して観て参りました!



『デッドプール』観てきました!
▲原作はアベンジャーズ(の参加各作品)やX-MENで有名なマーベルコミックの人気コミックシリーズ『DEADPOOL』
元々デッドプールというキャラクターはX-MENシリーズにヴィラン(悪役)として登場したのが初出だそうで、本来は1回限りの捨てキャラ扱いだったそうでございますが、どうせ捨てキャラなんだから色々無茶やらせちゃえ!という製作サイドの暴走から妙に人気が出てしまい、マーベル各作品へのゲスト出演を経てスピンオフシリーズの主人公になってしまったという、マーベルコミックきっての出世頭であります。



『デッドプール』観てきました!
▲デッドプールは人間兵器を生み出す極秘プロジェクト『ウェポンX』によって生み出された後天的ミュータントで、本名はウェイド・ウィルソン。元米陸軍特殊部隊(※劇中の台詞でモガディッシュやアフガンでの戦闘に参加したことが語られています)隊員で、軍を不名誉除隊になった後はフリーランスの傭兵、あるいはトラブルシューターを生業としています。
演ずるはアメコミの実写化作品にも何かと縁の深いカナダ人俳優ライアン・レイノルズブレイド3で対吸血鬼組織ナイトウォーカーのちょっとヘタレなリーダーハンニバル・キング役を演じておられましたねえ。(アレもマーベル原作。)



『デッドプール』観てきました!
▲ちなみにデッドプールが実写映画に初登場したのは、X-MENシリーズのスピンオフとして製作されたヒュー・ジャックマン主演の『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』という作品。コミック版とは似ても似つかない風貌(↑上の画像)で、公開当時原作ファンの総スカンを食らったそうですが、実はこの時のデッドプール(役名はウェポンXI)を演じていたのも、何を隠そうライアン・レイノルズその人。
今作の劇中でも、ウルヴァリン版デッドプールの話が自虐的ギャグネタとしてチラッとでてきます。



『デッドプール』観てきました!
▲傭兵たちがたまり場としている行きつけのバーで、ウェイドはコールガールのヴァネッサ(演:モリーナ・バッカリン)という女性と出会い、運命的に惹かれあうことに。祝祭日が来るたびに記念として色々とエロいプレイやってるというバカップルっぷりが笑えます。(とくに『国際女性デー』がめちゃくちゃ笑える!)
しかしヴァネッサに結婚を申し込んだクリスマスの夜、突如意識を失って倒れたウェイドは、病院での診察の結果、末期ガンを告知されることに。



『デッドプール』観てきました!
▲ヴァネッサを不幸にしたくないウェイドは自分から別れを告げようとしますが、彼女は2人で病気に立ち向かい、乗り越えようと励まします。
そんな折、ウェイドに超人兵士を生み出す極秘プロジェクト『ウェポンX』のリクルーターが接触し、計画の被験者となれば末期ガンも治癒し、超人的な力を手に入れられると提案してきます。
ヴァネッサとともに人生を送りたいと願うウェイドは逡巡の果てに被験者となることを承諾。しかしこれが彼の運命を狂わせることになります。

エイジャックス(演:エド・スクライン)を名乗る科学者の手で体内のミュータント因子を活性化させる薬剤を投与されたウェイドは、肉体に強度の負荷をかけ変異を促すため、来る日も来る日も凄惨な拷問を受け続けることに。
その結果ミュータント因子は見事活性化し、彼のガンも完治しますが、それと引き換えに全身の皮膚がケロイド状となり、ふた目と見られない無残な姿に変貌してしまいます。
更にウェポンXが政府直轄のプロジェクトなどではなく、人間兵器をオークションにかけて世界各地のテロ集団/武装組織に高値で売りつけるための計画だったこと、自分がまんまと騙され、モルモットにされたことを知らされたウェイドはエイジャックスことフランシスに復讐を誓います。



『デッドプール』観てきました!
▲捨て身の策で拘束を免れたウェイドはフランシスに襲い掛かりますが、自らも人工ミュータント(※超人的筋力と反射神経を持ち、痛みを一切感じない)となっていたフランシスに返り討ちにされ、死の危機に瀕することに。
しかしどんな傷を負っても瞬時に再生するヒーリングファクター(※痛みは感じる)によって一命を取りとめ、復讐鬼デッドプール(死の賭け)として復活!フランシスに繋がる裏社会の人間たちをエゲツないやり口で次々と追い詰め、糸を手繰り寄せていきます。

なお、原作コミックにおけるデッドプールの際立った特殊能力『第4の壁の突破』は映画版でも忠実に描かれており、時折カメラ目線で視聴者に語りかけてきたり致します。
『今からちょっと残酷なことするから、カメラは向こう向いててね♥』とか。こういうメタ的な演出が随所に挿入されているのですが、そのタイミングが絶妙で、テンポを崩していないところが秀逸!



『デッドプール』観てきました!
▲元々お調子者だったウェイドですが、デッドプールになってからはそのキ〇チガイっぷりにますます拍車が掛かることに。お下劣な下ネタ全開な台詞回しといい、敵対者を容赦なく切り刻み、銃でぶち抜く残忍さといい、コレ絶対地上波で放送できねえだろうな~。
『くあ~、これで今夜はオカズに困らねえな~!』



『デッドプール』観てきました!
▲X-MENのメンバーであるミュータントコロッサス(画像右)とネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド(画像左/名前が長いわ!)は、デッドプールをX-MENに加入させ、その能力を正しいことに使わせようとしますが、正義感だの道徳心だのをまったく持ち合わせていないデッドプールはそれを全力で拒否。
どうでもいいけど、ちょっと説教じみたお父さんみたいなコロッサスと、いつもムスッとしてる(けどよくみると結構可愛い)反抗期の娘みたいなネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド(だから名前が長いって!)の掛け合いが結構好きです。



『デッドプール』観てきました!
▲デッドプールが愛用するバックパックは、日本が生んだあの超有名マスコットキャラクターキティさんことハローキティ!う~ん、良い具合に狂ってるなあ。
そういえばブレイド3でもレイノルズの台詞にキティちゃんネタが出てきてたけど、個人的にファンなんやろか?海外のセレブにもキティラーって多いし。
他にもボルトロン(※81年放送の日本製ロボットアニメ『百獣王ゴライオン』のアメリカ放送時のタイトル)の指輪を手に入れて狂喜乱舞したりと、妙に日本ネタが出てきてます。原作だと何故か日本の相撲部屋に弟子入りしたりもしてるそうですし。



『デッドプール』観てきました!
▲ウェイドがデッドプールとなって生きていることを知ったフランシスは、ヴァネッサを人質にして彼をおびき寄せます。コロッサスとネガソニック以下略の二人を伴い、決戦の場に向かうデッドプール。でもせっかく用意した大量の武器弾薬を詰め込んだキティちゃんバッグを、タクシーに置き忘れてきちゃったり。う~ん、このドジッ子め♥
冒頭の戦闘シーンでも、せっかく用意した弾薬をアジトに置き忘れて、2丁のデザートイーグル(フルレイルの最新バージョン)に装填されていた12発の弾丸だけで戦う(しかも微妙に射撃が下手!)羽目になったり、ひょっとするととんでもない天然ボケなんでないかい?

仕方ないからショッカーの戦闘員みたいな黒ずくめの敵戦闘員を背中に背負った日本刀の二刀流で血祭りに上げ、その死体で人文字作っちゃうところがお茶目。



『デッドプール』観てきました!
▲最後は諸悪の根源であるフランシスとの一騎打ち!まあこの手の映画のお約束ですね。

ストーリー的には特にひねりも無く、『愛する人を守るために戦う』という王道パターンなのですが、魅力的なキャラクター達に切れの良いアクションシーン、作中にちりばめられた様々な小ネタ、お下劣かつ不謹慎なギャグ&エロネタ、そしてデッドプールことウェイドの恋人ヴァネッサへの一途な愛がしっかりと描かれ、作品世界にグッと引き込まれます!
ライアン・レイノルズのデッドプール、ほんとはまり役だわ~。

あ、アメコミ原作の癖にR指定なんで、子供は観ちゃだめよ!



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Posted by フォートレスWEBショップ  at 21:05 │Comments(0)タナ・セガール洋画劇場

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