2010年01月31日

フォートレス秘宝館その3

『FORTRESS フォートレス』

皆様ご機嫌麗しゅう。FORTRESS WEB SHOPのデイビッド・オウ(意味不明)こと、タナ・セガールでございます。
ネタが無い時の強い味方(誰にとってだよ?)!『フォートレス秘宝館』のお時間がやって参りました。

第3回となる今回のお題はこちら!↓

フォートレス秘宝館その3
『MGC H&K P7M13』
今は無きMGCがグロック17シリーズに続いてリリースしたガスブローバックガン2機種めの製品でした。

フォートレス秘宝館その3
なんせ昔のブローバックガスガンなので、ホールドオープンした時にエジェクションポートから見える内部メカにはややげんなり致します。
トリガーを強制的にガク引きさせ、その勢いでバルブを開放すると言う、同社製グロックシリーズ同様の発射メカニズムを採用。トリガープルは異様に重く(と言うより固く)、射撃時にかなり銃がぶれるのが難点。
ただ、外観の再現性は今見ても非常にレベルが高く、リアルな雰囲気です。

フォートレス秘宝館その3
▲マガジンもP7M13独特の上部が絞り込まれたような特殊形状が忠実に再現されております。
表面仕上げは防錆用の『ミルフィニッシュ』と呼ばれるコーティングで、同時期に発売されていたMGC製モデルガンのマガジンなどに多く採用されていました。

フォートレス秘宝館その3フォートレス秘宝館その3
▲P7シリーズの最大の特徴がグリップ前部のスクイズコッカー。実銃ではこれを握りこむことでスライド内部のストライカー(撃針)がコッキングされ、発射準備が整います。
グリップから手を離せばそれだけでストライカーが安全位置まで戻り、暴発を防ぐと言う賢い安全機構です。
スライドリリースも兼ねており、ホールドオープン時に一度グリップから手を離し、握りなおすことで、スライドを閉鎖することが出来ます。

MGC製ガスガンでもこの機構を見事に再現!ただ、内部パーツの強度が結構ヘボいので、何度も遊んでいるとかなりの確度でぶっ壊れます!
小生もこれまで3回くらいこの部分を修理しております。

空のマガジンが入った状態で(つまりマガジンフォロアーが内部のスライドストップを押し上げている状態で)スライドを無理にリリースしようとすると、壊れる確率が高まるようです。
今でもMGC製P7を持っている方は、この点要注意

はっきり言ってこのスクイズコッカーのせいでグリップが著しく握りにくくなっておりますが、いかにもドイツ製らしいメカメカしさに溢れたシステムが魅力の一丁…。ぜひ現在の技術でリメイクして欲しいものです。
出来ればKSC様あたりに、『P7M8』の方を…。

それではまた、秘宝館にてお会いしましょう!

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Posted by フォートレスWEBショップ  at 11:30 │Comments(0)フォートレス秘宝館

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