2010年09月12日
フォートレス秘宝館その35
皆様ご機嫌麗しゅう。FORTRESS WEB SHOPの陰毛チョロリアス・バスターズ(意味不明)こと、タナ・セガールでございます。
『秘宝館ネタの宝庫』あるいは『フォートレスの物持ち番長』の異名を取る当店スタッフ『たなっち二曹』のコレクションからのお届けであるところの今回のお題はこちら!↓
▲『MGC ベレッタM92F フィクスドスライドガスガン』
今から20年ほど前、少しばかり金銭に余裕のあるゲーマーのサイドアームといえば、大抵MGCのフィクスドスライドガスガンという時代がございました。
実射性能の高さ、外観のリアルさ、サードパーティによるカスタムパーツ供給の豊富さ、どれをとっても他社製品の追従を許していなかったような気がします。(気がするだけかも知れません。)
▲この製品の発売当時といえば、洋画だとリーサルウェポンやダイハード、邦画だとクライムハンター(う~んマイナー)といった作品がヒットしていた頃で、主人公の手に握られていたM92Fに大いに注目が集まっていた時期でした。
その時流に乗って、MGCベレッタも大ヒット商品になったようです。
グリップは持ち主のたなっち二曹の手で、パックマイヤーのラバーグリップに変更されております。クライムハンター仕様ですね。(だからマイナーやっちゅうねん!)おかげでただでさえおデブなベレッタのグリップが、更に豊満になってしまっております。
格好はいいんだけど、手のちっちゃい小生には少々辛いグリップであります。
ちなみにコイツは、今でも現役バリバリでサバゲに使用されている古強者。ブローバックモデルより構造が単純なだけに、耐久性も折り紙つきですね!〇シン製品のような男らしいガス漏れもございません。
▲マガジンは当時のMGC製ガスガン特有の、上部に放出バルブを設置したスタイル。給弾機構などの関係から実物のマガジンより1cmぐらい全長が長めで、実物規格で製作されたマガジンポーチだと、フラップが閉じられない場合もありました。
▲セフティはアンビタイプ。フィクスドガスガンなので、当然デコッキング機能はありません。
ハンマーがハーフコックかフルコックの位置にある時のみ、セフティがかかるようになっています。
▲刻印には限定品も含めていくつかバリエーションがあったと思いますが、スタンダードな製品では『バーべンコーポレーション』仕様となっておりました。
まだベレッタUSA社が発足する前に、同社製品の米国販売代理店を勤めていた会社だったんちゃうかな。
▲現在のブローバックガスガン同様、テイクダウンレバーの操作だけでここまで分解できます。
M92F以前のMGC製品の場合、スライド外すのにドライバーなどの工具が必要なものが多かったので、この点高い評価を受けておりました。
▲スライドの裏面にあるシルバーのパーツがバルブノッカー。ハンマーでこの部品を叩くことで、ガスを放出するシステムです。
同社のM93R等ではスライドが単なるカバーだったので、組み込まれていない状態でも射撃できましたが、M92Fは構造上スライド無しでは発射できません。
▲メカニズム的には従来の製品とほぼ同じで、トリガーに連動してインナーバレルが後退し、マガジン上部にコンタクト、BB弾をラバーチャンバーがくわえ込み、バルブが開放されて発射されるという機構でした。
インナーバレルは当時MGCが盛んにアピールしていた、ライフリング入り『サイクロンバレル』が標準装備されております。(写真撮り忘れた!)
少々クリーニングがやり難いのですが、整流効果のおかげで命中精度の向上には確かに貢献しておりました。現在のKOBAツイストバレルのご先祖さんといった所。
▲ハンマーをコックすると、こんな感じでチャンバー部分がマガジン上部に食いつきます。マガジンが妙~に長いのはこのためですね。
インナーバレルが可動式だったため、いかにそのガタツキを押さえるかが命中精度向上の鍵。インナーバレルとアウターバレルの隙間にスペーサーを挿入するのが、当時のカスタムの定番でございました。
よくパーツメーカーがジュラコン削りだしのコーン型スペーサーをカスタムパーツとしてリリースしていたものです。(ベレッタ用があったかどうかは覚えてへんけど…。)
ブローバックガスガン全盛の昨今ですが、多少気温が低くても確実に作動する実射性能を考えれば、フィクスドガスガンも捨てたものではありません。
このレベルのリアルな外観を備えた『高級路線のフィクスドガスガン』というのも、意外とまだまだ売れるんではないでしょうか?
それではまた、『秘宝館』にてお会いしましょう!
『秘宝館ネタの宝庫』あるいは『フォートレスの物持ち番長』の異名を取る当店スタッフ『たなっち二曹』のコレクションからのお届けであるところの今回のお題はこちら!↓
▲『MGC ベレッタM92F フィクスドスライドガスガン』
今から20年ほど前、少しばかり金銭に余裕のあるゲーマーのサイドアームといえば、大抵MGCのフィクスドスライドガスガンという時代がございました。
実射性能の高さ、外観のリアルさ、サードパーティによるカスタムパーツ供給の豊富さ、どれをとっても他社製品の追従を許していなかったような気がします。(気がするだけかも知れません。)
▲この製品の発売当時といえば、洋画だとリーサルウェポンやダイハード、邦画だとクライムハンター(う~んマイナー)といった作品がヒットしていた頃で、主人公の手に握られていたM92Fに大いに注目が集まっていた時期でした。
その時流に乗って、MGCベレッタも大ヒット商品になったようです。
グリップは持ち主のたなっち二曹の手で、パックマイヤーのラバーグリップに変更されております。クライムハンター仕様ですね。(だからマイナーやっちゅうねん!)おかげでただでさえおデブなベレッタのグリップが、更に豊満になってしまっております。
格好はいいんだけど、手のちっちゃい小生には少々辛いグリップであります。
ちなみにコイツは、今でも現役バリバリでサバゲに使用されている古強者。ブローバックモデルより構造が単純なだけに、耐久性も折り紙つきですね!〇シン製品のような男らしいガス漏れもございません。
▲マガジンは当時のMGC製ガスガン特有の、上部に放出バルブを設置したスタイル。給弾機構などの関係から実物のマガジンより1cmぐらい全長が長めで、実物規格で製作されたマガジンポーチだと、フラップが閉じられない場合もありました。
▲セフティはアンビタイプ。フィクスドガスガンなので、当然デコッキング機能はありません。
ハンマーがハーフコックかフルコックの位置にある時のみ、セフティがかかるようになっています。
▲刻印には限定品も含めていくつかバリエーションがあったと思いますが、スタンダードな製品では『バーべンコーポレーション』仕様となっておりました。
まだベレッタUSA社が発足する前に、同社製品の米国販売代理店を勤めていた会社だったんちゃうかな。
▲現在のブローバックガスガン同様、テイクダウンレバーの操作だけでここまで分解できます。
M92F以前のMGC製品の場合、スライド外すのにドライバーなどの工具が必要なものが多かったので、この点高い評価を受けておりました。
▲スライドの裏面にあるシルバーのパーツがバルブノッカー。ハンマーでこの部品を叩くことで、ガスを放出するシステムです。
同社のM93R等ではスライドが単なるカバーだったので、組み込まれていない状態でも射撃できましたが、M92Fは構造上スライド無しでは発射できません。
▲メカニズム的には従来の製品とほぼ同じで、トリガーに連動してインナーバレルが後退し、マガジン上部にコンタクト、BB弾をラバーチャンバーがくわえ込み、バルブが開放されて発射されるという機構でした。
インナーバレルは当時MGCが盛んにアピールしていた、ライフリング入り『サイクロンバレル』が標準装備されております。(写真撮り忘れた!)
少々クリーニングがやり難いのですが、整流効果のおかげで命中精度の向上には確かに貢献しておりました。現在のKOBAツイストバレルのご先祖さんといった所。
▲ハンマーをコックすると、こんな感じでチャンバー部分がマガジン上部に食いつきます。マガジンが妙~に長いのはこのためですね。
インナーバレルが可動式だったため、いかにそのガタツキを押さえるかが命中精度向上の鍵。インナーバレルとアウターバレルの隙間にスペーサーを挿入するのが、当時のカスタムの定番でございました。
よくパーツメーカーがジュラコン削りだしのコーン型スペーサーをカスタムパーツとしてリリースしていたものです。(ベレッタ用があったかどうかは覚えてへんけど…。)
ブローバックガスガン全盛の昨今ですが、多少気温が低くても確実に作動する実射性能を考えれば、フィクスドガスガンも捨てたものではありません。
このレベルのリアルな外観を備えた『高級路線のフィクスドガスガン』というのも、意外とまだまだ売れるんではないでしょうか?
それではまた、『秘宝館』にてお会いしましょう!
『こんだけ綺麗に残ってるのは珍しいわ~』!
『今見ても問答無用でカッコエエよね』!
『ある意味S&W M945のご先祖様』?
『幻の45口径ハイパワー発見!』(嘘です!)
『忘れた頃の秘法館』ちょこっと復活!
『コイツの実物は初めて見たわ』!
『今見ても問答無用でカッコエエよね』!
『ある意味S&W M945のご先祖様』?
『幻の45口径ハイパワー発見!』(嘘です!)
『忘れた頃の秘法館』ちょこっと復活!
『コイツの実物は初めて見たわ』!
MGCのフィクスド92Fとは…
当時の自分には超高級機種すぎて手が出ませんでした(>ω<)
>>クライムハンター
Vシネマでしたっけ?
>>高級路線のフィクスドガスガン
友人もフィクスドガスガンが欲しいとぼやいてましたね。
ガスブロだとサプレッサー付けても動作音が出るのでスニーキングに向かないのが理由だとか。
昨今のパワー規制で、固定スライドはメーカーも作り辛いのでしょう。
マルイの「フィクストスライドシリーズ」もMk23で打ち止めの様ですし。
貴重なコメント、ありがとうございます。タナ・セガールです。
フィクスドについてはマルイ様にぜひがんばって欲しいですねえ。
安くて『そこそこ外観の出来の良いヤツ』をシリーズで出して欲しいもんでございます。
ちなみにMGCのM92Fは、当時小生も手が出ませんでした。