2011年01月30日
フォートレス秘宝館その55
皆様ご機嫌麗しゅう。FORTRESS WEB SHOPの『RED(Retired Extremely Djikko=引退した超ドジっ子)』(意味不明)こと、タナ・セガールでございます。
最近久しぶりに床屋に行き、伸び放題だった髪の毛をバッサリ落として参りましたが、この寒空の下思った以上にクソ寒く、後悔することしきりであるところの今週のお題はコチラ!↓
▲『MGC イングラムM11 モデルガン』
オリジナルは80年代にMGCがリリースした、プラ製ブローバックモデルガンであります!今回ご紹介するのは90年代にHW樹脂仕様で再販されたマイナーチェンジバージョン。
▲今でこそイングラムのトイガンをリリースしているメーカーは、それこそ佃煮にするくらい存在しておりますが、業界初のモデルアップとなったのが旧MGC製モデルガン。(銀玉鉄砲とかを除く。)
COBRAYブランドで生産されたバージョンを再現しており、レシーバー右サイドのコブラのトレードマークが特徴的です。(画像だとさっぱり判らんですが。)
▲イングラムと言えば省力生産SMGの代表選手みたいな機種で、色気もへったくれもないデザインがトレードマーク。
M11系は45ACP/9mmパラ口径のM10をそのまんま一回り小型化した製品で、もともとM1911A1に代わるサイドアームとして米軍に売り込みをかけるために開発されたとか。
結局フルオートだとまともにコントロールできず、弾代がもったいないという至極まっとうな理由で没になりましたとさ。
▲ガバの交代機種を狙っていたというだけに、全長なども似たようなサイズにまとめられております。レシーバー上部のコッキングの部はボルトと直結されており、ボルトが前進した状態でノブを90度回しておくと簡易セフティとして機能します。
作動はSMGの撃発方式としてはもっとも単純なオープンボルト方式。
▲リトラクタブルタイプのストックを標準装備。はっきり言ってデザインが悪く、肩付け射撃時に上に向かってズルズルとせり上がってくるという困ったチャンであります。腰だめ撃ちだと結構しっくりくるかな?
ロックボタンを押し込めば簡単に着脱できます。
▲このモデルガン、もう30年近く前の設計ですが、その再現性は今見ても見事の一言に尽きます!レシーバー前端のロックピンを一本抜くだけでここまで分解でき、発火後のお手入れも非常に楽チンでした。
▲マガジンは15連のショートと32連のロングが発売されておりました。初期型はブルーフィニッシュだったので、発火した後ほったらかしにしておくとサビが浮いてきたものでしたが、HWモデルでは表面にMILコートという防錆処理が施され、お手入れが楽になりました。
ややグレーがかった色合いで、当時M16系やガバ系モデルガンの一部製品の表面仕上げにも採用されておりました。
▲カートは5mmMGキャップ仕様のCカート。セットアップが面倒なタイプですが、作動は非常に快調でした。ちなみに初代は開放型のオープンデトネーター方式(タニコバのGM-7なんかと同じような方式)だったので、火薬込めも楽々でした。
とはいえ実銃と同じ発射速度(毎分約1,100発)を標榜していたこのイングラム、15~30分ほどかけてセットアップしたカートリッジをマガジンに装填しボルトをコックしてトリガーを引くと、わずか1.5秒で全弾撃ち尽くしてしまうという、なんだか諸行無常を感じさせるモデルガンでありました。
まあモデルガンのフルオートの場合、2,3マガジンも撃ったらお腹いっぱいなんですけどね・・・。
それではまた、『秘宝館』にてお会いしましょう!
最近久しぶりに床屋に行き、伸び放題だった髪の毛をバッサリ落として参りましたが、この寒空の下思った以上にクソ寒く、後悔することしきりであるところの今週のお題はコチラ!↓
▲『MGC イングラムM11 モデルガン』
オリジナルは80年代にMGCがリリースした、プラ製ブローバックモデルガンであります!今回ご紹介するのは90年代にHW樹脂仕様で再販されたマイナーチェンジバージョン。
▲今でこそイングラムのトイガンをリリースしているメーカーは、それこそ佃煮にするくらい存在しておりますが、業界初のモデルアップとなったのが旧MGC製モデルガン。(銀玉鉄砲とかを除く。)
COBRAYブランドで生産されたバージョンを再現しており、レシーバー右サイドのコブラのトレードマークが特徴的です。(画像だとさっぱり判らんですが。)
▲イングラムと言えば省力生産SMGの代表選手みたいな機種で、色気もへったくれもないデザインがトレードマーク。
M11系は45ACP/9mmパラ口径のM10をそのまんま一回り小型化した製品で、もともとM1911A1に代わるサイドアームとして米軍に売り込みをかけるために開発されたとか。
結局フルオートだとまともにコントロールできず、弾代がもったいないという至極まっとうな理由で没になりましたとさ。
▲ガバの交代機種を狙っていたというだけに、全長なども似たようなサイズにまとめられております。レシーバー上部のコッキングの部はボルトと直結されており、ボルトが前進した状態でノブを90度回しておくと簡易セフティとして機能します。
作動はSMGの撃発方式としてはもっとも単純なオープンボルト方式。
▲リトラクタブルタイプのストックを標準装備。はっきり言ってデザインが悪く、肩付け射撃時に上に向かってズルズルとせり上がってくるという困ったチャンであります。腰だめ撃ちだと結構しっくりくるかな?
ロックボタンを押し込めば簡単に着脱できます。
▲このモデルガン、もう30年近く前の設計ですが、その再現性は今見ても見事の一言に尽きます!レシーバー前端のロックピンを一本抜くだけでここまで分解でき、発火後のお手入れも非常に楽チンでした。
▲マガジンは15連のショートと32連のロングが発売されておりました。初期型はブルーフィニッシュだったので、発火した後ほったらかしにしておくとサビが浮いてきたものでしたが、HWモデルでは表面にMILコートという防錆処理が施され、お手入れが楽になりました。
ややグレーがかった色合いで、当時M16系やガバ系モデルガンの一部製品の表面仕上げにも採用されておりました。
▲カートは5mmMGキャップ仕様のCカート。セットアップが面倒なタイプですが、作動は非常に快調でした。ちなみに初代は開放型のオープンデトネーター方式(タニコバのGM-7なんかと同じような方式)だったので、火薬込めも楽々でした。
とはいえ実銃と同じ発射速度(毎分約1,100発)を標榜していたこのイングラム、15~30分ほどかけてセットアップしたカートリッジをマガジンに装填しボルトをコックしてトリガーを引くと、わずか1.5秒で全弾撃ち尽くしてしまうという、なんだか諸行無常を感じさせるモデルガンでありました。
まあモデルガンのフルオートの場合、2,3マガジンも撃ったらお腹いっぱいなんですけどね・・・。
それではまた、『秘宝館』にてお会いしましょう!
『こんだけ綺麗に残ってるのは珍しいわ~』!
『今見ても問答無用でカッコエエよね』!
『ある意味S&W M945のご先祖様』?
『幻の45口径ハイパワー発見!』(嘘です!)
『忘れた頃の秘法館』ちょこっと復活!
『コイツの実物は初めて見たわ』!
『今見ても問答無用でカッコエエよね』!
『ある意味S&W M945のご先祖様』?
『幻の45口径ハイパワー発見!』(嘘です!)
『忘れた頃の秘法館』ちょこっと復活!
『コイツの実物は初めて見たわ』!