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Posted by ミリタリーブログ  at 

2015年04月28日

『元祖防人の鉾』入ってマス!

皆様ご機嫌麗しゅう。FORTRESS WEB SHOPのタナ・セガールでございます。


▲熊笹迷彩スキーな自衛隊ファンには堪らないS&T製電動ガン新製品『64式小銃』が、ちょこっと再入荷してきておりまする!




▲実銃は戦後日本が独自開発した国産アサルトライフルの第1号であり、名古屋の豊和工業が開発/生産を行い、陸/海/空自衛隊や海上保安庁、警視庁に配備されました。
設計/構造には非常に独自性が強く、落ち込み閉鎖式のボルト機構やフルオート射撃時のサイクリックレイト(発射速度)を低下させるための直動式ストライカーなど、諸外国のアサルトライフルにはあまり見られない特徴的な機構が数多く盛り込まれています。




▲7.62mmx51NATO規格の弾薬を使用する事からバトルライフルのカテゴリーに入ると思われがちな64式ですが、設計に携わった豊和工業のエンジニアの方によると、スペインのセトメアサルトライフル(H&K G3の設計母体)のような、フルオートでのコントロール性に優れた短小弾使用のアサルトライフルを目指していたとの事で、ヨーロッパのNATO(北大西洋条約機構)加盟諸国同様アメリカの圧力で7.62mmx51弾のフォーマットを採用せざるを得なかった為、装薬を減装して短小弾に近い特性を持たせたとの事。(巷でよく言われている、銃が強度不足だった為減装弾にせざるを得なかったというのは誤り。)

ちなみに当時アメリカ軍がM16の採用に伴って余剰となるM14を自衛隊に押し付けよう供与しようとしていたそうですが、現場たたき上げの幹部が実際に試射を行った結果、『米国人に比べて体格に劣る自衛官に、こんな物干しざおみたいに長くて重たくて反動もきついライフルなんか使わせられるかい!』と猛反対し、結果国産ライフルの完全新規開発が決まったとか。

その意趣返しかどうかは分かりませんが、試作品の作動テストに必要不可欠な7.62mmx51弾薬を、米軍がギリギリまで提供してくれないという微妙~ないぢわるをされたそうですwww。




▲マガジンは380連のゼンマイ給弾式多弾数タイプを標準装備。試作品の画像ではマガジンに残弾確認用の穴が開いていませんでしたが、製品版ではバッチリ修正が入ってます!
細かい所ではありますが、こだわる人はこだわる部分だもんね。




▲消炎器(フラッシュハイダー)はサイドにスリットが入った独特な形状で、後部には着剣用のラグが設けられています。
ハンドガードは上面がプラスティック(実銃ではグラスファイバー強化プラスティック)、下部が金属製というパーツ構成。フロントサイトも実銃同様に可倒式となっています。




▲リアサイト側もフロントと同じく可倒式。鉄帽(ヘルメット)のひさしに当たって倒れると評判(?)のフィーチャーですね!
真上に突き出たコッキングハンドルが特徴のダミーボルトを引くと、エジェクションポートからHOP調整ができるようになっています。




▲自衛隊独特のドクトリンにより、匍匐前進の際に不用意に切り替わってしまう事を防止する為、セレクターはレシーバー右側面にのみ配置されています。
実銃の場合、腕時計の竜頭(りゅうず)のように上に引っ張ってから回すようになっているのですが、S&T製品ではそのまま回して操作する事ができます。




▲ストックのバットプレート部には折りたたみ式のショルダーレストが装備されています。標準装備のバイポッドと合わせ、プローンで射撃を行う際に威力を発揮するフィーチャーですね。
低い姿勢で待ち伏せし、フルオートで弾幕を張るというコンセプトは、過去に自衛隊が分隊支援火器として使用していたBARの影響もうかがえます。木製のストックやピストルグリップが標準装備となっている所もポイント高し!




▲実際に構えて見るとフルサイズのアサルトライフルとしては意外と全長がコンパクトで、取り回しの良い感触!日本人の体格に合わせて一から作ったというのも頷けます!
過去にTOPがリリースした電動ガンに比べると表面仕上げの粗さがやや目につきますが、貴重な自衛隊用火器をこの時代にモデルアップしてくれたS&Tさん、アンタはエライ!

そういえば自衛隊が撮影に全面協力したことで知られる怪獣映画『平成ガメラシリーズ』の第3作目で、64式小銃の発砲シーンがあるのですが、実はこれプロップガンでは無く、自衛隊の演習地で実銃を使って撮影されてるんですねえ。
もちろん発砲しているのは空包なのですが、フルオート射撃やマガジン交換のシーンもあったりして、公開当時ファンを喜ばせたものでした。



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