2014年09月02日
『シリーズ70ロングスライド』なんとなく製作中!
皆様ご機嫌麗しゅう。FORTRESS WEB SHOPのタナ・セガールでございます。
▲VHSビデオも廃盤になって久しく、長いこと観る事がかなわなかったマイケル・マン監督の劇場映画デビュー作『ザ・クラッカー 真夜中のアウトロー』(原題 Thief)がDVD化され、ようやく観賞する事ができましたが、期待した分映画そのものの出来は正直微妙なところ。
しかし80年代初頭としてはまだ珍しかったコンバットシューティングのテクニックを銃撃戦シーンに取り入れていたり、主人公の愛銃がJ・W・ホーグのガバメント・ロングスライドカスタム(発砲シーンではロングスライドが空砲で上手く動かなかったのか、5inのカスタムガバに化けてたけど)だったりと、同監督の他作品と同じく銃に関する描写にだけは見るべきところがございました。
ホーグ・ロングスライドといえば、ナショナルマッチベースのものが圧倒的に有名で、旧MGCのモデルガンやWAのガスガンでモデルアップされておりますが、ザ・クラッカーに登場したのはシリーズ70ガバメントベースの物で、トイガンとしてモデルアップされたものといえば、その昔MGCが限定カスタムモデルガンとしてごく少数製作した物ぐらいしか記憶にございません。(実銃同様、5inサイズのスライドに1in分継ぎ足して作られた、ど凄え凝った仕様だった!)
欲しいんだけど既製品が無い!だったら自分で作っちまえと一念発起して、いつも通り行き当たりばったりで製作を開始致しました!
▲とりあえずベースガンは東京マルイ製ガバメントシリーズ70に決定。延長する1インチ分は自宅のジャンクボックスから漁ってきた同社製M1911A1から寸法を合わせて切り出し、ABS樹脂用の溶剤系接着剤を使用して溶着してありまする。(瞬着だと、高強度タイプでも恐らくブローバック作動時の衝撃に耐えられないので。)
パーツの切り出し/整形がいい加減だと、接着時にゆがみが出るのは目に見えているので、普段めったに使わないノギスなんかも動員して慎重に寸法出しをしております。(昔モデルガンベースで作ろうとして失敗したし。)
▲ベース素材の色味が違うので、継いだ部分が丸わかりですねえ。まあ、どうせ最終的にはサフ吹きして塗装するつもりなのでまあ良いか。
ちなみにホーグ・ロングスライド実銃も鋼材の質の違いによるものか、良~く見ると継ぎ足した部分とベース部分のブルーイングの色味に違いが出ている個体があったりします。
フロントサイトは適当なABSジャンクから削り出しで(と言ってもヤスリでフリーハンド作業だけど)製作する予定。
▲エジェクションポートも、この手のカスタムガンでは定番の拡張&リバースカット加工を実施。この部分がノーマル形状のままだと、途端にカスタムガン臭く無くなるんですよねえ。
面倒臭いリバースカットをフリーハンドで加工し終わった後、そういえばリューターがあったんだと思いだして、少々凹みました。
▲リアサイトはホーグカスタムの仕様に合わせてボーマーサイトを乗っけるつもりで、サイトそのものも確保しているのですが、ブリーチの形状に合わせて正確に位置決めした上でカッティングやドーブテイル(アリミゾ)加工をやらなきゃならんので、現在保留中。(旋盤とかないし。)
いっそハイキャパのスライドからサイトベース部分だけ切り出して移植&パテ盛り成形した方が早いかにゃ~?
▲スライドの加工が終わったら、それに合わせてロングサイズのアウターバレルも作らにゃならんし、リコイルスプリングガイドやリコイルプラグもなんとかしなきゃならんし、まだまだ前途多難!う~ん、ちゃんと放り出さずに完成させることができるんやろか?
ともかく、作業が進んだらまた進捗状況をお知らせしたいと思います!…需要があるかどうかは知らんけど…。
エアガン、電動ガン、サバイバルゲームの事なら『FORTRESS WEB SHOP』へ♪
以上、『小ネタ』でございました。
▲VHSビデオも廃盤になって久しく、長いこと観る事がかなわなかったマイケル・マン監督の劇場映画デビュー作『ザ・クラッカー 真夜中のアウトロー』(原題 Thief)がDVD化され、ようやく観賞する事ができましたが、期待した分映画そのものの出来は正直微妙なところ。
しかし80年代初頭としてはまだ珍しかったコンバットシューティングのテクニックを銃撃戦シーンに取り入れていたり、主人公の愛銃がJ・W・ホーグのガバメント・ロングスライドカスタム(発砲シーンではロングスライドが空砲で上手く動かなかったのか、5inのカスタムガバに化けてたけど)だったりと、同監督の他作品と同じく銃に関する描写にだけは見るべきところがございました。
ホーグ・ロングスライドといえば、ナショナルマッチベースのものが圧倒的に有名で、旧MGCのモデルガンやWAのガスガンでモデルアップされておりますが、ザ・クラッカーに登場したのはシリーズ70ガバメントベースの物で、トイガンとしてモデルアップされたものといえば、その昔MGCが限定カスタムモデルガンとしてごく少数製作した物ぐらいしか記憶にございません。(実銃同様、5inサイズのスライドに1in分継ぎ足して作られた、ど凄え凝った仕様だった!)
欲しいんだけど既製品が無い!だったら自分で作っちまえと一念発起して、いつも通り行き当たりばったりで製作を開始致しました!
▲とりあえずベースガンは東京マルイ製ガバメントシリーズ70に決定。延長する1インチ分は自宅のジャンクボックスから漁ってきた同社製M1911A1から寸法を合わせて切り出し、ABS樹脂用の溶剤系接着剤を使用して溶着してありまする。(瞬着だと、高強度タイプでも恐らくブローバック作動時の衝撃に耐えられないので。)
パーツの切り出し/整形がいい加減だと、接着時にゆがみが出るのは目に見えているので、普段めったに使わないノギスなんかも動員して慎重に寸法出しをしております。(昔モデルガンベースで作ろうとして失敗したし。)
▲ベース素材の色味が違うので、継いだ部分が丸わかりですねえ。まあ、どうせ最終的にはサフ吹きして塗装するつもりなのでまあ良いか。
ちなみにホーグ・ロングスライド実銃も鋼材の質の違いによるものか、良~く見ると継ぎ足した部分とベース部分のブルーイングの色味に違いが出ている個体があったりします。
フロントサイトは適当なABSジャンクから削り出しで(と言ってもヤスリでフリーハンド作業だけど)製作する予定。
▲エジェクションポートも、この手のカスタムガンでは定番の拡張&リバースカット加工を実施。この部分がノーマル形状のままだと、途端にカスタムガン臭く無くなるんですよねえ。
面倒臭いリバースカットをフリーハンドで加工し終わった後、そういえばリューターがあったんだと思いだして、少々凹みました。
▲リアサイトはホーグカスタムの仕様に合わせてボーマーサイトを乗っけるつもりで、サイトそのものも確保しているのですが、ブリーチの形状に合わせて正確に位置決めした上でカッティングやドーブテイル(アリミゾ)加工をやらなきゃならんので、現在保留中。(旋盤とかないし。)
いっそハイキャパのスライドからサイトベース部分だけ切り出して移植&パテ盛り成形した方が早いかにゃ~?
▲スライドの加工が終わったら、それに合わせてロングサイズのアウターバレルも作らにゃならんし、リコイルスプリングガイドやリコイルプラグもなんとかしなきゃならんし、まだまだ前途多難!う~ん、ちゃんと放り出さずに完成させることができるんやろか?
ともかく、作業が進んだらまた進捗状況をお知らせしたいと思います!…需要があるかどうかは知らんけど…。
以上、『小ネタ』でございました。