スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上記事の更新がないブログに表示されます。
新しい記事を書くことで、こちらの広告の表示を消すことができます。  

サバゲやるならフォートレス!カスタムガンならフォートレス!WEBショップはこちら
Posted by ミリタリーブログ  at 

2010年08月22日

フォートレス秘宝館その32

皆様ご機嫌麗しゅう。FORTRESS WEB SHOPのメタルフェイクMFX-02『イシュタルMK-II』(意味不明)こと、タナ・セガールでございます。

今週もまたしれっ~と続いてしまいます当秘宝館シリーズ。本日の17時過ぎまでみっともなくネタ探しにのた打ち回っておりました事は、小生と(極少数の)読者の皆様だけの秘密でございます。てな所で今週のお題はこちら!↓

『アサヒファイアアームズ FNC』
外部ソース式フルオートガスガン全盛期、誰もが憧れた高級機種であります!




▲高級機種であっただけに、当時小生の周りには(豊かさが著しく不足していた小生自身も含めて)所持していた人間が少なく、ベタベタと触り倒したのは今回が始めてだったりします。わ~い!
外観は80年代当時の初期型FNCをモデルアップ。

小生の勝手な思い込みから、なんとなくスリムでコンパクトな銃というイメージがあったのですが、実際に手にとって見ると、これが結構でかかったりします。7.62mmの物干し竿ことFALの直系の子孫というのが頷けますね。




▲FALと違い、ストックは折りたたみ式がデフォルトとなっております。IFV(歩兵戦闘車)やヘリでの展開の際に有利に、という配慮が設計段階からあったようですね。
外装は金属製パーツが多用されており、かなりラフな使用にも耐えうる強度を保持。発売当時、在日米軍の海兵隊に訓練機材として採用されたとかで、専門誌の広告でも誇らしげに喧伝されておりました。
まさに『元祖トレポン』

ものゴッツ重たい銃なので、これもって走り回るだけでも相当鍛えられると思います。流石脳筋肉海兵隊御用達!




▲セレクターは4ポジション仕様。ラチェット式のセレクターメカにより、セミ/3点バースト/フルの3モードでの射撃が可能です。
ただし規定以上の圧力をかけるとバースト機構が上手く働かず、フルオートになってしまうことも多かったようです。
しかし、当時のリリースされていたエアガンの中で3点バースト機構を標準装備していた機種は非常に少なく(トイテックのキャリコM100ぐらいしか思い浮かばん!)、その点貴重な製品と言えます。




▲マガジンはエア給弾方式を採用。発射に使うエアの一部をバイパスし、その圧力で給弾するというシステムで、同社のブッシュマスターと共用となっておりました。
純正品の装弾数は100発ですが、一部サードパーティから長~いチューブを節操無くはみ出させた多弾数カスタムマガジンなんかも出てましたねえ。
リアル派からは『カエルの卵』なんて陰口を叩かれてましたが。




▲アウターバレルはスチールの削り出し。おかげで店の奥から引っ張り出してきた時は無残にサビ付いておりました。
小生の記憶に誤りが無ければ、確かバヨネットラグはM16用規格で、実物のM7/M9系銃剣が着剣できる規格になっていたはずです。




▲ハンドガードはオールプラ製で、やや残念な質感です。おそらく簡易型を利用してプラキャストで製作しておったんではないかと。
初期のブッシュマスターなんて、レシーバーまでキャスト製でしたもんね。

ハンドガードの前端には可動式のグレネードサイトを装備。実銃の場合これを起こすことでボルト周りへのガス供給がカットされ、空砲を使用してライフルグレネードを発射できるようになっております。
この製品の場合、パーツが欠損しているのか、それとも元々こういう仕様なのか、起こした位置でレバーが固定されず、ブラブラと動き回るのが玉に瑕。




▲レシーバー上部には前のユーザー様が装着したと思しき、オプションのスコープマウントが乗っかっております。レイルの規格は現在のようなピカティニーではないため、スコープを乗っけてないとなんだかのっぺりした印象です。

その昔テレ朝で放映されていた刑事ドラマ(?)『ゴリラ・警視庁捜査第8班』で、アサヒ製FNCにスコープを装着したものがプロップガン(電気着火仕様)として登場しており、渡哲也氏がヘリコプターからの狙撃に使用しておりました。
大門はんピストルグリップ仕様のショットガンで狙撃かましてた頃と比べると、かなりの進歩と言えましょう。




▲コッキングハンドルはフルストロークで後退させることができ、それに連動してダストカバーも可動します。このあたりは現在のARES製FNC電動ガン等と比べても、遜色ないレベルのリアルさと言えるでしょう。

それにしても、80年代当時のゲーマー諸氏はこんなクソ重たい銃とバカでっかいエアタンクを背負ってゲームに励んでいたわけで、よくまあ体力が保ったもんだとつくづく思います。(下手すると実銃より重たいんちゃうか?)
エアタンク背負った経験の無い若人には、全くもって想像も付かない世界でしょうね。



それではまた、『秘宝館』にてお会いしましょう!




  

サバゲやるならフォートレス!カスタムガンならフォートレス!WEBショップはこちら
Posted by フォートレスWEBショップ  at 22:28Comments(3)フォートレス秘宝館