2010年06月20日
フォートレス秘宝館その25
『FORTRESS フォートレス』
皆様ご機嫌麗しゅう。FORTRESS WEB SHOPのマスカレイド・コング(意味不明)こと、タナ・セガールでございます。
このところ毎週ネタ探しで常にタイトロープ状態の『秘宝館シリーズ』。今週も何とか乗り切りましてございます。
第25回目となる今回のお題はこちら!↓
▲『タナカ WZ63』
出所はまたしても、FORTRESSの物持ち番長こと『たなっち二曹』でございます。
実銃は結構(というかかなり)マイナーな機種ですが、ポーランド製の特殊部隊/空挺部隊向け小型SMGであります。口径は9mm×18(9mmマカロフ弾)で、旧ソ連製のスチェッキンAPSと設計コンセプト的に似通ったところがございます。
サイズはMP7A1なんかとほぼ同クラス。折りたたみ式のフォアグリップが装備されている点も、MP7と似ております。設計時にH&K社が参考にした可能性がなきにしもあらず。(実際は単なる偶然でしょうけど。)
▲この手のSMGとしては珍しく、ボルト式ではなく自動拳銃のようなスライド式を採用。画像ではスライドが後退したままですが、これはホールドオープンしているのではなく、コッキングされ発射準備が整った状態。
発射システムがオープンボルト方式であるため、この状態からトリガーを引くとスライドが前進し、チャンバーに弾を送り込みながら撃発するというシステムを採っております。
▲スライドの先端は上半分を切り取ったパイプ状になっており、発射ガスを上方に噴射する事で反動を軽減するコンペンセーターの役割も持たせています。
さらに片手がふさがった状態でも、この部分を何かに押しつけることで、スライドをコッキングすることが出来るという便利ギミックも装備!
まあ逆に言えば、この部分を掌なんかで押さえられてしまうと、あっという間に発射不能に陥ってしまうという間抜けな弱点もございますが…。
▲トイガンとしては、かなり初期のブローバックガスガンに位置づけられる製品で、エジェクションポートからは残念な内部メカが覗いてしまっております。
ちなみにパワーソースも外部依存型で、マガジン底部のカプラーにブースターなりエアタンクなりを接続する必要がありました。
現在であれば、マグナ系エンジンの搭載によって、完全スタンドアローン型のブローバックガスガンにリメイクする事が可能でしょう。スライドは重量のある亜鉛合金製なので、上手く動けば相当強烈なリコイルを味わえるはず。
そ~なったら激烈に欲しいですね、コイツは!
▲セフティレバーはグリップを握った時の親指の位置にあり、非常に操作しやすいレイアウトです。どこまでもシングルハンド操作に拘った設計ですね。
ちなみに独立したセレクターは無く、AUGなんかと同じようにトリガーの引き具合でセミ/フルを切り替えるシステム。(途中まで引いてセミ、引ききるとフル。)
▲畳んだ状態では分かりにくいものの、ストックもちゃんと装備されております。
MP7等と似た形式のリトラクタブルストックで、ややガタツキはあるものの、構えやすい角度で保持されるようになっています。
収納状態ではバットプレートも格納されるため、突起物のないスッキリしたシルエットとなります。
▲今回はたなっち二曹の厳命により作動チェックも出来ませんでしたが(というか、パワーソースが無い!)、共産圏の銃独特の妙~な味わいが感じられるデザインで、ぜひとも現行の技術でリメイクしてもらいたいと思うことしきり。ああ、出来ればスチェッキンなんかも欲しいな~。
KSC様あたり、どうでしょうかね~?
それではまた、『秘宝館』にてお会いしましょう!
皆様ご機嫌麗しゅう。FORTRESS WEB SHOPのマスカレイド・コング(意味不明)こと、タナ・セガールでございます。
このところ毎週ネタ探しで常にタイトロープ状態の『秘宝館シリーズ』。今週も何とか乗り切りましてございます。
第25回目となる今回のお題はこちら!↓
▲『タナカ WZ63』
出所はまたしても、FORTRESSの物持ち番長こと『たなっち二曹』でございます。
実銃は結構(というかかなり)マイナーな機種ですが、ポーランド製の特殊部隊/空挺部隊向け小型SMGであります。口径は9mm×18(9mmマカロフ弾)で、旧ソ連製のスチェッキンAPSと設計コンセプト的に似通ったところがございます。
サイズはMP7A1なんかとほぼ同クラス。折りたたみ式のフォアグリップが装備されている点も、MP7と似ております。設計時にH&K社が参考にした可能性がなきにしもあらず。(実際は単なる偶然でしょうけど。)
▲この手のSMGとしては珍しく、ボルト式ではなく自動拳銃のようなスライド式を採用。画像ではスライドが後退したままですが、これはホールドオープンしているのではなく、コッキングされ発射準備が整った状態。
発射システムがオープンボルト方式であるため、この状態からトリガーを引くとスライドが前進し、チャンバーに弾を送り込みながら撃発するというシステムを採っております。
▲スライドの先端は上半分を切り取ったパイプ状になっており、発射ガスを上方に噴射する事で反動を軽減するコンペンセーターの役割も持たせています。
さらに片手がふさがった状態でも、この部分を何かに押しつけることで、スライドをコッキングすることが出来るという便利ギミックも装備!
まあ逆に言えば、この部分を掌なんかで押さえられてしまうと、あっという間に発射不能に陥ってしまうという間抜けな弱点もございますが…。
▲トイガンとしては、かなり初期のブローバックガスガンに位置づけられる製品で、エジェクションポートからは残念な内部メカが覗いてしまっております。
ちなみにパワーソースも外部依存型で、マガジン底部のカプラーにブースターなりエアタンクなりを接続する必要がありました。
現在であれば、マグナ系エンジンの搭載によって、完全スタンドアローン型のブローバックガスガンにリメイクする事が可能でしょう。スライドは重量のある亜鉛合金製なので、上手く動けば相当強烈なリコイルを味わえるはず。
そ~なったら激烈に欲しいですね、コイツは!
▲セフティレバーはグリップを握った時の親指の位置にあり、非常に操作しやすいレイアウトです。どこまでもシングルハンド操作に拘った設計ですね。
ちなみに独立したセレクターは無く、AUGなんかと同じようにトリガーの引き具合でセミ/フルを切り替えるシステム。(途中まで引いてセミ、引ききるとフル。)
▲畳んだ状態では分かりにくいものの、ストックもちゃんと装備されております。
MP7等と似た形式のリトラクタブルストックで、ややガタツキはあるものの、構えやすい角度で保持されるようになっています。
収納状態ではバットプレートも格納されるため、突起物のないスッキリしたシルエットとなります。
▲今回はたなっち二曹の厳命により作動チェックも出来ませんでしたが(というか、パワーソースが無い!)、共産圏の銃独特の妙~な味わいが感じられるデザインで、ぜひとも現行の技術でリメイクしてもらいたいと思うことしきり。ああ、出来ればスチェッキンなんかも欲しいな~。
KSC様あたり、どうでしょうかね~?
それではまた、『秘宝館』にてお会いしましょう!