2010年02月13日
フォートレス秘宝館その8
『FORTRESS フォートレス』
皆様ご機嫌麗しゅう。FORTRESS WEB SHOPのバーグラリードッグ(意味不明)こと、タナ・セガールでございます。
いよいよネタ尽き状態でジリ貧となって参りました秘宝館シリーズ。第8回となる今回のお題はコチラ↓
▲『WA AR-7ピストル』
80年代中頃、WAから発売されていたフィクスドタイプ・ガスガンであります。今でこそブローバックガスガン専門メーカーのようになっているWAですが、この頃はまだフィクスドスライドタイプが主流でございました。
▲この製品もMGCのM76やM12Sと同じように、モデルガンをベースにガスガン化されたものでした。
実銃のAR-7といえば、AR-15(M16系のルーツ)と同じくアーマライト社によって開発された製品で、『サバイバルライフル』の異名で知られています。
口径はポピュラーな22LRで、バレル/レシーバー/ストックの3パートに分解でき、ストック内に各パーツを収納することでコンパクトに携帯可能。非常時の食糧確保に役立つツールとして、辺境を飛ぶブッシュパイロットのおぢさま方に人気を博しました。
▲実際の製造はサタデーナイト・スペシャル(強盗事件などでよく使用される安物拳銃)として有名なブルドッグリボルバーで知られるチャーターアームズが中心となって行われたようで、WAがモデルアップしたのも同社製のバリエーションだったようです。
安価で信頼性も高く、モジュラー構造からくるカスタマイズのし易さから膨大なバリエーションが存在しており、DIY感覚で改造を楽しむ愛好家も米国内に数多く存在しています。
そのためのマニュアル本も多数発行されており、中にはフルオートへの改造のやり方を懇切丁寧に解説した解説書も存在しています。(一応申し訳程度に★やっちゃ駄目だよ★とか警告文が入ってますが…)
ピストルタイプはそうしたAR-7バリエーションの中でもポピュラーで、チャーターアームズも純正品としてラインナップに加えていました。
まあぱっと見、貧乏くさいモーゼルみたいですが…。
▲WA製AR-7シリーズも、基本モデルを中心に数多くのバリエーションが展開されておりました。結構気合の入った広告が、当時の少年漫画雑誌(サンデーとか)の裏に乗っかってた記憶がございます。思えば、おおらかな時代でしたねえ。
内部メカはシンプルなインパクトバルブ方式で、構造が単純な分結構パワーも出ていました。
▲ガスタンクはグリップ(ライフルタイプの場合はストック)内部に設けられており、マガジンには本当にBB弾を込めるだけ。ずいぶんとシンプルな構造です。
このあと製品化されたシーキャンプコマンダーシリーズで、同社製品としては初めてリキッドチャージ式マガジンが導入され、予備マガジンを多数携行することで弾を撃ち続けられるようになりました。
同社の電動フルオートガスガン『ヤティマチック』でグリップ内のタンクにガスをチャージする方式が採られていたのは、このAR-7のメカニズムの名残かも知れませんね。
コイツをベースにゴツイバレルジャケットとロングマガジン、トミーガン風のバーティカル・グリップを装着した『マッドドッグ』というバリエーションもあり、当時の小生にとっては憧れの的でありました。
ぜひともマグナブローバックでリメイクして欲しいですね!(絶対出さないだろうけど…。)
それではまた、駄ブログでお会いしましょう!
皆様ご機嫌麗しゅう。FORTRESS WEB SHOPのバーグラリードッグ(意味不明)こと、タナ・セガールでございます。
いよいよネタ尽き状態でジリ貧となって参りました秘宝館シリーズ。第8回となる今回のお題はコチラ↓
▲『WA AR-7ピストル』
80年代中頃、WAから発売されていたフィクスドタイプ・ガスガンであります。今でこそブローバックガスガン専門メーカーのようになっているWAですが、この頃はまだフィクスドスライドタイプが主流でございました。
▲この製品もMGCのM76やM12Sと同じように、モデルガンをベースにガスガン化されたものでした。
実銃のAR-7といえば、AR-15(M16系のルーツ)と同じくアーマライト社によって開発された製品で、『サバイバルライフル』の異名で知られています。
口径はポピュラーな22LRで、バレル/レシーバー/ストックの3パートに分解でき、ストック内に各パーツを収納することでコンパクトに携帯可能。非常時の食糧確保に役立つツールとして、辺境を飛ぶブッシュパイロットのおぢさま方に人気を博しました。
▲実際の製造はサタデーナイト・スペシャル(強盗事件などでよく使用される安物拳銃)として有名なブルドッグリボルバーで知られるチャーターアームズが中心となって行われたようで、WAがモデルアップしたのも同社製のバリエーションだったようです。
安価で信頼性も高く、モジュラー構造からくるカスタマイズのし易さから膨大なバリエーションが存在しており、DIY感覚で改造を楽しむ愛好家も米国内に数多く存在しています。
そのためのマニュアル本も多数発行されており、中にはフルオートへの改造のやり方を懇切丁寧に解説した解説書も存在しています。(一応申し訳程度に★やっちゃ駄目だよ★とか警告文が入ってますが…)
ピストルタイプはそうしたAR-7バリエーションの中でもポピュラーで、チャーターアームズも純正品としてラインナップに加えていました。
まあぱっと見、貧乏くさいモーゼルみたいですが…。
▲WA製AR-7シリーズも、基本モデルを中心に数多くのバリエーションが展開されておりました。結構気合の入った広告が、当時の少年漫画雑誌(サンデーとか)の裏に乗っかってた記憶がございます。思えば、おおらかな時代でしたねえ。
内部メカはシンプルなインパクトバルブ方式で、構造が単純な分結構パワーも出ていました。
▲ガスタンクはグリップ(ライフルタイプの場合はストック)内部に設けられており、マガジンには本当にBB弾を込めるだけ。ずいぶんとシンプルな構造です。
このあと製品化されたシーキャンプコマンダーシリーズで、同社製品としては初めてリキッドチャージ式マガジンが導入され、予備マガジンを多数携行することで弾を撃ち続けられるようになりました。
同社の電動フルオートガスガン『ヤティマチック』でグリップ内のタンクにガスをチャージする方式が採られていたのは、このAR-7のメカニズムの名残かも知れませんね。
コイツをベースにゴツイバレルジャケットとロングマガジン、トミーガン風のバーティカル・グリップを装着した『マッドドッグ』というバリエーションもあり、当時の小生にとっては憧れの的でありました。
ぜひともマグナブローバックでリメイクして欲しいですね!(絶対出さないだろうけど…。)
それではまた、駄ブログでお会いしましょう!