2017年08月18日

『国産アサルトライフル第1号』近日再販!

皆様ご機嫌麗しゅう。FORTRESS WEB SHOPのタナ・セガールでございます。

『国産アサルトライフル第1号』近日再販!
▲自衛隊ファンにとっては必要欠くべからざるメインアームの一つ、S&T製電動ガン『64式小銃』が、近日再販の予定でございまする!



『国産アサルトライフル第1号』近日再販!
▲実銃は戦後日本が独自開発した国産アサルトライフルの第1号であり、名称の通り1964年度に制式採用となったモデル。名古屋の豊和工業で開発/生産が行われ、陸/海/空自衛隊をはじめ海上保安庁や警視庁にも配備されました。
設計/構造には非常に独自性が強く、旧ソ連のPTRS1941対戦車ライフルやSKSカービンに良く似たティルティング(落ち込み閉鎖式)ボルト機構やフルオート射撃時のサイクリックレイト(発射速度)を低下させるための直動式ストライカーなど、諸外国のアサルトライフルにはあまり例を見ない特徴的な機構が数多く採用されています。



『国産アサルトライフル第1号』近日再販!
▲7.62mmx51NATO規格の弾薬を使用する事から、M14やG3、FALなどのいわゆるバトルライフルのカテゴリーに入ると思われがちな64式ですが、その設計に携わった豊和工業の元エンジニアの方が書かれた『幻の自動小銃 64式小銃のすべて』という本によると、スペインのセトメアサルトライフル(H&K G3の設計母体)のような、フルオートでのコントロール性に優れた短小弾使用のアサルトライフルを目指していたとの事。
ヨーロッパのNATO(北大西洋条約機構)加盟諸国同様、アメリカの圧力で7.62mmx51弾のフォーマットを採用せざるを得なかった為、装薬を減装して短小弾に近い特性を持たせたとの記述があり、巷でよく言われている銃本体が強度不足だった為減装弾を使用せざるを得なかったという認識は誤りだとか。

ちなみに当時アメリカ軍ではすでに小口径高速弾を使用するM16の採用が決定しており、それに伴って余剰となるM14を自衛隊に体よく押し付けよう供与しようとしていたそうですが、現場たたき上げの幹部が試射を行った結果、『米国人に比べて体格に劣る自衛官に、こんな長くて重たくて反動もきついライフルは使わせられない!』と猛反発し、その結果国産ライフルの完全新規開発の機運が高まったとか。

その意趣返しかどうかは分かりませんが、開発時のテストに必要不可欠な7.62mmx51弾薬の供与を米軍側がギリギリまで渋るという微妙~ないぢわるもされたそうですwww。



『国産アサルトライフル第1号』近日再販!
▲マガジンはゼンマイ給弾式の390連多弾数タイプが標準装備となっています。サイドには残弾確認用の穴もバッチリ開けられておりますね!



『国産アサルトライフル第1号』近日再販!
▲消炎整退器(フラッシュハイダー兼コンペンセーター)はサイドに4つのガスポートが開けられた独特な形状で、後部には着剣装置(バヨネットラグ)が設けられています。
ハンドガードは上面がプラスティック(実銃ではグラスファイバー強化プラスティック)、下部が金属製というパーツ構成。フロントサイトは実銃同様に可倒式となっています。



『国産アサルトライフル第1号』近日再販!
▲リアサイト側もフロントと同じく可倒式。鉄帽(ヘルメット)のひさしに当たって倒れると評判(?)のフィーチャーですが、近年の加倒式BUIS(バックアップアイアンサイト)も似たようなもんですよねえ。
真上に突き出たコッキングハンドルが特徴のダミーボルトを引くと、エジェクションポートからHOP調整ができるようになっています。



『国産アサルトライフル第1号』近日再販!
▲自衛隊独特のドクトリンにより、匍匐前進の際に不用意に切り替わってしまう事を防止する為、セレクターはレシーバー右側面にのみ配置されています。
初期ロットの製品では再現されていなかった、レバーを一度引っ張り出してから回すという64式特有のロック機構も、現行ロット分ではちゃんと再現されております。



『国産アサルトライフル第1号』近日再販!
▲ストックのバットプレート部には折りたたみ式のショルダーレストを装備。標準装備のバイポッドと合わせ、プローンで射撃を行う際に威力を発揮するフィーチャーですね。
低い姿勢で待ち伏せし、フルオートで弾幕を張るというコンセプトは、過去に警察予備隊/自衛隊が分隊支援火器として使用していたB.A.R.(M1918自動小銃)の影響もうかがえます。木製のストックやピストルグリップが標準装備となっている所もポイント高し!

画像は初期ロットの製品のものですが、現行ロット生産分ではダミーの床尾板止めピンが追加され、更なるディテールアップが施されております。



『国産アサルトライフル第1号』近日再販!
▲銃身長14~16インチクラスのカービンサイズがスタンダードとなった昨今のアサルトライフルと比較すればやはり大柄ですが、実際に構えて見るとフルサイズライフルとしては意外と全長がコンパクトな印象で、日本人の体格に合わせて一から作ったというのも頷けます。

外装周りのコピー元である旧TOP製64式に比べると表面仕上げの粗さがやや目につきますが、貴重な自衛隊用火器をこの時代にモデルアップしてくれたS&Tさんは賞賛に値するでしょう!

8月末ごろ再販の予定!



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Posted by フォートレスWEBショップ  at 17:05 │Comments(0)商品紹介

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