2017年10月18日

『ロマン溢れるコンバージョンリボルバー』!

皆様ご機嫌麗しゅう。FORTRESS WEB SHOPのタナ・セガールでございます。

古きよき時代を愛するクラシック系ガンファンには堪らない、ハートフォード製古式銃レプリカモデルガンシリーズですが、近々こんなマニアックなモデルが新発売となる予定でございまする!↓

『ロマン溢れるコンバージョンリボルバー』!
『ハートフォード: モデルガン本体 コルト M1860アーミー コンバージョンモデル』
コルト社製パーカッション(前装)式リボルバーM1860アーミーをベースにシリンダー周りを改修し、金属薬莢式弾薬を使用できるようにしたコンバージョンモデルをモデルアップ!

コルトの従業員だったガンスミスローリン・ホワイト氏は、金属薬莢式弾薬を使用し再装填も容易に行える貫通型シリンダーを備えたリボルバーを構想していたものの、当時まだ非力だったリムファイア式カートリッジにコルトの経営陣が興味を示さず、彼の案を一蹴。
その後ホワイト氏は腹いせのようにS&W社に移籍し、暖めていた構想を基にカートリッジ式リボルバーを開発、S&Wは銃器市場で大躍進を遂げることとなりました。
対するコルトはホワイトのパテントを回避すべく前装式のカートリッジ式リボルバーを開発するものの、市場の支持は得られず、本格的なカートリッジ式リボルバーの開発はホワイト氏のパテントが切れる1869年まで持ち越されることとなりました。
人は大事にしないと後々しっぺ返しを食らうという好例ですねえ。



『ロマン溢れるコンバージョンリボルバー』!
▲問題は金属薬莢式弾薬の普及に伴って一気に陳腐化したパーカッション式リボルバーで、コルト社は大量に抱えていた在庫品を有効活用すべく、ホワイト氏のパテントが失効する1869年を見計らってコンバージョンモデルの開発が開始されます。
パーカッションリボルバーのカートリッジ式へのコンバートにはいくつかの形式が存在していましたが、ハートフォードさんがモデルアップしたのはガンスミスのチャールズ・B・リチャーズ氏が考案したリチャーズ・コンバージョンというタイプ。
フレームのリコイルシールド部にコンバージョンリングと呼ばれるパーツを設置し、その前方にカートリッジ式弾薬に対応した貫通型シリンダーを組み込んだもので、初期のモデルはリアサイトやファイアリングピンもリング部分に組み込まれておりました。



『ロマン溢れるコンバージョンリボルバー』!
▲コンバージョンリングにはローディングゲートが設けられており、カートリッジ式に換装されたことで不要になったローディングレバー部には空薬莢を排出するためのエジェクターを追加。操作性という点では後に開発されるシングルアクションアーミーに引き継がれる要素が既に一通り出揃っています。
というより、この銃から改造品ゆえの無駄な部分を削除し、フレームをより強度の高いソリッドフレームに再設計したのがSAAと言っても過言では無いでしょう。



『ロマン溢れるコンバージョンリボルバー』!
▲コンバージョンモデルは正規のカートリッジ式リボルバーより安価だったらしく、過渡期の頃には庶民の護身用として人気を博したようです。
M1860ベースのコンバージョンモデルはシングルアクションアーミーの生産が始まってからも、ベースガンの在庫が払底するまで製作が続けられたとか。
苦肉の策のような形で生まれたコンバージョンモデルですが、こういう複雑な出自を持つ銃って、なんかロマンがありますよねえ。
幕末の頃に日本に流れてきたものも結構あったようで、わずかながら古式銃登録されて現存している個体も存在しています。



『ロマン溢れるコンバージョンリボルバー』!
▲ポリマーフレームのハイキャップオートも良いですが、たまにはこういう職人が手を掛けて作っていた鉄と木の銃に触れてみるのも良いものでございます!
発火モデルなので、キャップ火薬を使用して迫力ある撃発アクションも楽しめますよ~!



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『ロマン溢れるコンバージョンリボルバー』!

告知!

現在FORTRESS 店頭にて、『アケノハチタイ・2017秋の陣』開催を控え、弾速チェックを承っております。
弾速チェックはハチタイ開催前日、10月20日18時まで受け付けておりますので、参加予定の皆様は期日までにチェックをお受け頂きますようお願い致します。(※チェックを完了していない銃のフィールドへの持ち込みはできません!)

10月15日開催予定の名古屋店定例デイゲームの会場でも弾即チェックを承ります。

なお、店頭での弾即チェック時は混雑が予想されますので、スタッフの誘導に従い、チェックへのご協力をお願い致します。

弾速チェックに当たっての注意事項!


※弾速チェック実施時のBB弾/バッテリー(電源)につきましては、原則当店でご用意させていただきます。
※特殊規格のバッテリーやマガジンをお使いの方は、お手数ですが銃と一緒にお持ち込み下さい。
※チェック実施の際は、事前に銃のホップアップを完全に切り、直ぐにバッテリーを接続できる状態にしてお持ち込み下さい。


弾速チェックの円滑な進行のため、皆様のご協力をお願い致します。






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Posted by フォートレスWEBショップ  at 17:05 │Comments(0)商品紹介

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