フォートレス・ミリブロ出張所

皆様ご機嫌麗しゅう。FORTRESS WEB SHOPのタナ・セガールでございます。


▲90年代初頭頃までの英連邦軍装備に欠かせないジョンブルなサブマシンガンがちょこっと再入荷してきておりまする！




▲『S&T: 電動ガン スターリング (AEG066)』
海外トイガンメーカーS&Tがリリースする電動サブマシンガン！一度見たら忘れられない独特なフォルムが魅力の1丁であります！
ちなみに英国ではサブマシンガンのことをマシンカービンいう独自の呼称で呼ぶことが多いです。




▲実銃は第2次大戦末期ごろ、ステンガンの後継機種として開発されたパチェット・サブマシンガンをベースに設計上の無駄を整理し、戦後生産が開始されたモデル。
ステンガンと同規格のレシーバーを持ち、マガジンにも互換性を持たせるなど、戦争中に整備されたステンシリーズの生産設備を最大限に活用できるようデザインされております。

ちなみにオリジナルのスターリングSMGは米国内の民間向けフルオート火器市場（そんなもんがあるところが凄いですが）では滅茶苦茶貴重品だそうで、クラスⅢライセンスを持つマシンガン専門のガンスミスの中には、比較的タマ数の多いステンガンをコンバートしてスターリングを作っちゃう強者も居るそうな。




▲工業用標準規格の鉄パイプをそのまま流用したパイプ状のレシーバーと、左側面に突き出したマガジンハウジングがデザイン上の特徴。マガジンの固定を強固にする為、ハウジングやマグキャッチのデザインも凝ったものとなっており、マガジンそのものをフォアグリップとして保持し、射撃が行えるよう配慮されています。
ステンガンの場合マガジンを保持して射撃すると、かなり高い確率でジャムるそうなので、その反省を活かしたんでしょうねえ。マガジンがレシーバー下面に突き出す標準的な設計に比べ、プローン（伏せ撃ち）の際により低い姿勢を取る事が可能です。




▲前方に延長されたレシーバーがそのままバレルジャケットを兼用。バヨネットラグも装備されています。
放熱の為に無数に開けられたクーリングホールが、物々しい雰囲気でエエですね！




▲パンタグラフタイプのフォールディングストックが標準装備され、コンパクトに携行する事ができます。折り畳みや展開は、慣れないとちょっと戸惑うかも。
そういえば、映画『スターウォーズ』シリーズに登場するストームトルーパーの銃（E-11 ブラスターライフル）って、スターリングがベースなんですよねえ。撮影の際は臨場感を出すためにちゃんと空砲で発砲していたそうで、画面を良～く見るとエジェクトされたエンプティケースが映りこんでいたりします。



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