2015年06月26日

『マッドマックス 怒りのデスロード』観て来ました!

皆様ご機嫌麗しゅう。FORTRESS WEB SHOPのタナ・セガールでございます。

『マッドマックス 怒りのデスロード』観て来ました!
▲約30年ぶりのシリーズ新作という事で、ファンの間で大きな話題となっておりました『マッドマックス 怒りのデスロード』(MADMAX FURY ROAD)を先日レイトショーにて見て参りました!



『マッドマックス 怒りのデスロード』観て来ました!
▲企画自体はかなり前から進行していたそうですが、イラク戦争や経済不況のあおりを受けて撮影が頓挫し、一時は完成すら危ぶまれていた本作品。しかしシリーズの生みの親でもあるジョージ・ミラー監督の執念が実を結び、ついに完成にこぎつけたという訳ですね。
このところ『ベイブ』『ハッピーフィート』といったほのぼの路線の作品ばっか撮ってたミラー監督ですが、溜りに溜まった鬱憤を晴らすかのごとく、本作は原点回帰のスーパーバイオレンスアクション映画に仕上がっておりました!

今回主人公マックスことマクシミリアン・ロカタンスキー(最近になってフルネームを知りました)役を演ずるのは、インセプションやダークナイトライジングといったクリストファー・ノーラン監督作品でその個性をいかんなく発揮したトム・ハーディー
オリジナル3部作でマックスを演じたメル・ギブソンとは似ても似つかない風貌ですが、いざ映画が始まってみると全く気にならないハマりっぷりであります!



『マッドマックス 怒りのデスロード』観て来ました!
▲本作のヒロイン(?)フュリオサ役を演じるのはあのシャーリーズ・セロン!ゴージャスなブロンド美人といった感じの普段のイメージを覆す、タフな女戦士という役柄を体当たりで演じております。
詳しいネタバレは避けますが、最初はマックスと敵対(本気の殺し合い!)するものの、その後利害の一致から手を結ぶ事に。過去のトラウマから固く心を閉ざしていたマックスと戦いを通じて信頼を結び、次第に心を通わせてゆくという役柄ですね。
射撃の名手という設定で、劇中カスタマイズしたSKSライフルを主に愛用しております。



『マッドマックス 怒りのデスロード』観て来ました!
▲今作の悪役キャラであり、その強烈なビジュアルが見る者を圧倒するイモータン・ジョー。初代マッドマックスで凶悪な暴走族のリーダートゥーカッターを演じたヒュー・キース・バーンの再登板であります!
自分のために死ねば英雄になれるという狂信的なカルトの教義を配下の若者たち(ウォーボーイズ)に刷り込み、暴力とカリスマ(+水の配給)で人々を支配する独裁者で、核戦争前は優秀な軍人(大佐)だったとか。愛銃はコルト・アナコンダのステンレスモデル6in。

ちなみに同盟関係にある人間として、製油施設を持つガスタウンの首魁人食い男爵と、武器弾薬の製造を手掛けるブレットファーム(弾薬畑)のリーダーブレットファーマーというこれまた素敵なキチガイジジイども面々が登場します。



『マッドマックス 怒りのデスロード』観て来ました!
▲イモ―タン・ジョーの息子の一人リクタス。汚染された環境の下で生まれたせいか知性と呼吸器系に障害を抱えており、まさに『体は大人、頭脳は子供』を地で行く筋肉バカパワータイプキャラであります!
暴力だけが頼りの荒廃した世界では、こういう頭使わないタイプの方が生きやすいんだろ~な、きっと。



『マッドマックス 怒りのデスロード』観て来ました!
▲イモータン・ジョー配下のウォーボーイズの一人で、名誉の戦死に憧れる若者ニュークス。最初は狂信的にジョーを崇拝していたものの、根が単純なのか、ある意味純真なのか、後半ではだんだんとエエ感じなキャラに変わって参ります!
今作でマックスが手にするダブルバレル・ソウドオフショットガンは元々コイツの持ち物なのですが、過去のマッドマックスシリーズを見た人なら思わずニヤッとしてしまうようなネタが出て参ります。(ヒント、マッドマックス2。)



『マッドマックス 怒りのデスロード』観て来ました!
▲過去作に比べて今回は結構ガンアクションも多めでありました。反面、ちょっと武器に恵まれ過ぎかな?と思ったり思わなかったり。
登場する銃器はやや古めなものが多く、ハンドガン系ではグロック17の2ndジェネレーション(カットによっては3rdに化けてたけど)を始めトーラスPT92、マウザーC96、ルガーP08、ウェブリーMK-Ⅳといったモデルが目立ってましたねえ。
もちろんマッドマックス名物ともいえるボウガンも健在!



『マッドマックス 怒りのデスロード』観て来ました!
▲もちろんシリーズのお約束である、ヒャッハ―!な改造ビークルによるカーバトルシーンも満載!カーバトルシーンの80%以上はCGを使わずライブスタントで撮影されているそうで、その大迫力に終始圧倒されます!
なんというか、マッドマックス2のクライマックスのシークエンスを、全編ぶっ通しでやってるような感じで、ボロ雑巾のように人が死んでいく描写は、ほんとに死人が出てんじゃねえかこれ?と、思わず要らん心配をしてしまうほど。

そうそう、この作品出来ればちょっと奮発してでもIMAX 3D上映で観た方がいいと思います。あの腹の響くような音響効果は家庭用ソフトでは絶対再現できないと思うし。



『マッドマックス 怒りのデスロード』観て来ました!
▲パンフレットの情報量もなかなか充実しており、各キャラクターのプロフィールや登場する銃器、車に関する解説も詳細。昨今の映画パンフレットを見ると値段の割に内容が薄っぺらな物が多い印象でしたが、これだけの内容なら高いお金払っても買っておく価値はあるかにゃ~?
前半は本作品に関する解説、後半には北斗の拳の原作者原哲夫氏とスタッフの対談や、マッドマックス2のモヒカン男ウェズ役(ついでに言うとコマンドーのベネットさん役)で有名なバーノン・ウェルズ氏へのインタビューも掲載されており、ファン必見という感じ!

それによるとコスチュームも含めたウェズのバックグラウンドについてはバーノン・ウェルズ氏自身の役作りが色濃く反映されていたそうで、個性的過ぎるコスチュームは日本の侍とネイティブアメリカンを合わせたイメージだとか。まあ、おケツ丸出しなのはどうかと思いますが。
さらにウェズのバイクに2ケツしてた、どう見てもおホモだちにしか見えない金髪の美青年(でもないか?)も、実は両親を失って路頭に迷っていたところをウェズに助けられ、彼の息子のように育てられた人物だったのだとか。
それを踏まえると、息子を殺されたウェズが怒り狂うのもさもありなん、これまでと打って変わってなんだか良い人に見えて…こないか、やっぱり。
ちなみにバーノン・ウェルズ氏の奥様は日本人なんだそうで、ご本人も大の親日家だそうです。

全体的に見るとマッドマックス2のテイストを何倍にもパワーアップしたような印象で、オリジナルシリーズのファンもこれなら納得なのでは無いでしょうか?



最後に一言、上映が終わった後『面白かったけど、なんかコレ北斗の拳のパクリっぽいよね?』とか話してたぼくちゃん達。北斗の拳がマッドマックス2をパクってんだよ!と、小生声を大にして言いたい。言えなかったけど。言いたかったなあ…。



エアガン、電動ガン、サバイバルゲームの事なら『FORTRESS WEB SHOP』へ♪
それではまた、『タナ・セガール洋画劇場』でお会いしましょう!サヨナラ!サヨナラ!サヨナラ!

フォートレス東京池袋店ブログ 『要塞 いけブくログ』はこちらから!!






サバゲやるならフォートレス!カスタムガンならフォートレス!WEBショップはこちら


同じカテゴリー(タナ・セガール洋画劇場)の記事画像
『ジョン・ウィック パラベラム』観てきました!
『ボーダーライン ソルジャーズ・デイ』観てきました!
タナ・セガール洋画劇場『ウォンテッド』
『Sicario 2 Soldado』今から楽しみやわ~!
タナ・セガール洋画劇場『バイオハザード・ヴェンデッタ』
『ジョン・ウィック チャプター2』観てきました!
同じカテゴリー(タナ・セガール洋画劇場)の記事
 『ジョン・ウィック パラベラム』観てきました! (2019-10-07 21:52)
 『ボーダーライン ソルジャーズ・デイ』観てきました! (2018-11-20 21:05)
 タナ・セガール洋画劇場『ウォンテッド』 (2018-01-16 21:30)
 『Sicario 2 Soldado』今から楽しみやわ~! (2017-12-23 22:30)
 タナ・セガール洋画劇場『バイオハザード・ヴェンデッタ』 (2017-09-09 21:15)
 『ジョン・ウィック チャプター2』観てきました! (2017-07-12 22:00)

Posted by フォートレスWEBショップ  at 21:00 │Comments(2)タナ・セガール洋画劇場

この記事へのコメント
こんばんは〜
ご無沙汰しております。

ウェズにそんな裏設定が・・・
観に行ったらパンフもゲットしてきますw
Posted by リコ・チンデルリコ・チンデル at 2015年06月26日 23:04
リコさん、どうもご無沙汰してます!
いや~、まさに『ウェズいい話』ですよねえ。
そういえば、先日発売された『コマンドー・吹替の帝王版』の特典映像に日本のファンに向けたバーノンさんのメッセージが入ってましたが、奥さんに日本語版のセリフを習って一生懸命練習していたというエピソードに和みました。ほんまエエ人や。
Posted by フォートレスWEBショップフォートレスWEBショップ at 2015年06月27日 11:37
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。