2014年07月05日

『オールユーニードイズキル』見て来ました!

皆様ご機嫌麗しゅう。FORTRESS WEB SHOPのタナ・セガールでございます。

昨日から公開が始まったトム・クルーズ主演のSFアクション映画『オールユーニードイズキル』(原題Edge Of Tomorrow)ですが、レイトショーを利用して早速観て参りました!(上映館まで自転車で約1時間の距離なので、四十路手前のおいちゃんにはちょこっと辛かったぢぇ。)↓

『オールユーニードイズキル』見て来ました!
▲ご存知の方も多いかと思いますが、この作品、桜坂洋氏が執筆した日本のライトノベル『オールユーニードイズキル』が原作となっております。和製SF小説が本格的に海外で実写映画化されるのは、ひょっとするとこの作品が初めてなのではないでしょうか?

原作は異星人が地球侵略の為に送り込んだドローン『ギタイ』(映画ではミミックと呼んでいたので、擬態の意味か?)と戦争状態にある近未来が舞台となっており、初年兵として戦場に送られた主人公の青年キリヤ・ケイジが戦闘の最中奇妙なタイムループ現象に巻き込まれ、戦死すると同時に(それまでの記憶を保ったまま)出撃の前日に引き戻されて無限ループのように同じ戦いを繰り返すという内容。

このループから抜け出すにはとにかく強くなって敵に打ち勝ち、先に進むしかない訳で、ケイジは地獄のような1日を無限に繰り返しながら、次第に屈強な兵士へと成長していきます。
難易度の高いゲームをプレイする時、何度も死にながらテクニックやスキルを身に付け、少しづつ先に進めるようになっていくような感覚ですね。



『オールユーニードイズキル』見て来ました!
▲上映中の作品という事であんましネタバレになるような事は書けないのですが、実写映画版は原作とはかなり違ったストーリーラインとなっております。そもそも主人公が10代後半の青年から50過ぎのおっさんに(大胆すぎるくらい)改変されている訳ですが、そんなおっさんを初年兵として戦場に叩っこむまでの下りは中々ひねりが利いておりますねえ。
ちなみに原作をリスペクトしてか、映画版の主人公も原作主人公と同じケイジ(Cage、ただしファミリーネームの方ですが)という名前になってマス。



『オールユーニードイズキル』見て来ました!
▲原作を読んだファンなら、劇中登場する戦闘用パワードスーツ『ジャケット』の描写がどうなっているのか気になるのではないでしょうか?実写版ジャケットは現在研究されているTALOSなんかの延長上にあるようなデザインで、海外SF映画にありがちなアクチュエーター剥き出しの外骨格スーツという感じで、甲冑みたいなイメージが強かった原作版とは印象がかなり異なります。
まあ、アニメっぽいイメージのデザインを実写でそのままやっても、海外ではあんまし受けが良くないかにゃ~?

右手前腕部に装着されたアームガンは、EGLM付きSCAR-Hのメインコンポーネントを流用。(台詞では5.56mmと言ってましたが。)ちなみに原作版ではギタイに対して銃火器による攻撃があまり効果的では無いため、タングステンカーバイト製のパイル(杭)を空砲カートリッジで打ち出す格闘戦用兵装『パイルドライバー』(まんまボトムズのパイルバンカー)なんてのが出てきたりします。
またヒロインであり主人公の師匠みたいなポジションのキャラクターである『リタ・ヴラタスキ』に至っては、弾切れの心配が無いという理由で自重200kgを超える特注のバトルアックス(戦斧/後半ケイジも使用)を愛用してましたが、実写版ではヘリコプターのローターを改造した巨大マチェットに変わっておりました。

全体的に原作からの改変が多く、特に後半はほぼゴッソリと映画オリジナルの展開になっておりますが、実写映画としてはこれはこれでアリだと思います。
より原作のイメージに忠実なビジュアライズ作品を望むのなら、デスノート(というか小生的にはサイボーグじいちゃんG)で有名な小畑健氏による漫画版がおススメ!ストリーラインやメカ描写も含めて、かなり原作に忠実なコミカライズとなっています。



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それではまた、ネタが集まったころに『タナ・セガール洋画劇場』でお会いしましょう!
サヨナラ!サヨナラ!サヨナラ!






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Posted by フォートレスWEBショップ  at 17:00 │Comments(0)タナ・セガール洋画劇場

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