2011年07月17日
フォートレス秘宝館その78
皆様ご機嫌麗しゅう。FORTRESS WEB SHOPのカーリー・ホプキンス少尉(意味不明)こと、タナ・セガールでございます。
このところオートマティック系のネタがずっと続いておりましたので、今回は久々にリボルバーを取り上げてみたいと思いますところの今週のお題はコチラ!↓
▲『MGC S&W M586 2.5in HWモデルガン』
MGCがリリースしていたM586系モデルガンのバリエーションの一つ。最も銃身長が短い2.5inバレルバージョンであります。
▲実銃はM19コンバットマグナムの強化版とでも言うべきモデルで、ニックネームはディスティングイシュト(抜群の)・コンバットマグナム。
元々38SPL用であったKフレームをプラットフォームとしていたM19系は、強力な357マグナムを大量に撃つような使い方には向いていませんでしたが、M586は各部の肉厚を増したLフレームを採用により、恒常的に357マグナム弾を使用できる強度を備えています。
▲MGC製M586シリーズは最初ABS樹脂製の4inと6inのモデルがリリースされ、その後シルバーメッキ仕様のM686もラインナップに加えられました。
2.5inモデルは材質がHW樹脂製に変わってからバリエーションに加えられた製品です。
▲ABS版の4in/6inでは結構マズルクラウンの造りの粗さが目立ったものでしたが、HW製の2.5inはクッキリとしたライフリングのモールドを含め、かなり綺麗な造形となっています。
バレル回りの金型を新規製作する際に、合わせ目の位置を見直すなどの改良を行った結果でしょう。
艶消しブラックのバレルに、フロントサイトのレッドインサートが良く映えます!
▲同社のコルト系リボルバーモデルガンは内部メカにかなりのアレンジが加えられていましたが、M586系はS&Wのダブルアクションメカをかなり忠実に再現しておりました。
耐久性や発火の確実さといった点でも、同時期にコクサイやマルシンが発売していたM586モデルガンよりも優れた性能を誇っており、映画やドラマのプロップガンとしても数多く使用されていました。
▲使用カートはMGC製357マグナム系モデルガン全機種共通のもので、パイソンやトルーパー、ローマンといったモデルと共用。アウターケースとインナーピース、Oリングの3パーツ構成となっており、前端の窪みに7mmキャップ火薬を装填して使用します。
インナーピースがハンマーに叩かれて前進し、シリンダーのインサートに設けられた前撃針に火薬が当たって発火するというシステムで、構造が単純な分火薬のセットや発火後のお手入れも楽チンでした。
▲グリップは小生の好みでパックマイヤーのラウンドバットに変更。ちなみにオリジナルはアンクルマイクスのラバーグリップの形状を模した、HW樹脂製の2ピースグリップでありました。
グリップに覆われて見えませんが、フレームの形状は4in/6inモデルと同じスクエアフレーム仕様となっています。
▲入手してから10年以上の年月が流れておりますが、未だに作動はしっかりしております。リアルさよりも発火モデルとしての性能を重視して設計されていたMGC製モデルガンの耐久性の程が伺えますね!(M586系は外観や内部メカも十分にリアルですが。)
どこか金型を保有しているメーカーさんがあるようでしたら、ぜひとも再生産してもらいたい機種の一つであります!
それではまた、『秘宝館』にてお会いしましょう!
このところオートマティック系のネタがずっと続いておりましたので、今回は久々にリボルバーを取り上げてみたいと思いますところの今週のお題はコチラ!↓
▲『MGC S&W M586 2.5in HWモデルガン』
MGCがリリースしていたM586系モデルガンのバリエーションの一つ。最も銃身長が短い2.5inバレルバージョンであります。
▲実銃はM19コンバットマグナムの強化版とでも言うべきモデルで、ニックネームはディスティングイシュト(抜群の)・コンバットマグナム。
元々38SPL用であったKフレームをプラットフォームとしていたM19系は、強力な357マグナムを大量に撃つような使い方には向いていませんでしたが、M586は各部の肉厚を増したLフレームを採用により、恒常的に357マグナム弾を使用できる強度を備えています。
▲MGC製M586シリーズは最初ABS樹脂製の4inと6inのモデルがリリースされ、その後シルバーメッキ仕様のM686もラインナップに加えられました。
2.5inモデルは材質がHW樹脂製に変わってからバリエーションに加えられた製品です。
▲ABS版の4in/6inでは結構マズルクラウンの造りの粗さが目立ったものでしたが、HW製の2.5inはクッキリとしたライフリングのモールドを含め、かなり綺麗な造形となっています。
バレル回りの金型を新規製作する際に、合わせ目の位置を見直すなどの改良を行った結果でしょう。
艶消しブラックのバレルに、フロントサイトのレッドインサートが良く映えます!
▲同社のコルト系リボルバーモデルガンは内部メカにかなりのアレンジが加えられていましたが、M586系はS&Wのダブルアクションメカをかなり忠実に再現しておりました。
耐久性や発火の確実さといった点でも、同時期にコクサイやマルシンが発売していたM586モデルガンよりも優れた性能を誇っており、映画やドラマのプロップガンとしても数多く使用されていました。
▲使用カートはMGC製357マグナム系モデルガン全機種共通のもので、パイソンやトルーパー、ローマンといったモデルと共用。アウターケースとインナーピース、Oリングの3パーツ構成となっており、前端の窪みに7mmキャップ火薬を装填して使用します。
インナーピースがハンマーに叩かれて前進し、シリンダーのインサートに設けられた前撃針に火薬が当たって発火するというシステムで、構造が単純な分火薬のセットや発火後のお手入れも楽チンでした。
▲グリップは小生の好みでパックマイヤーのラウンドバットに変更。ちなみにオリジナルはアンクルマイクスのラバーグリップの形状を模した、HW樹脂製の2ピースグリップでありました。
グリップに覆われて見えませんが、フレームの形状は4in/6inモデルと同じスクエアフレーム仕様となっています。
▲入手してから10年以上の年月が流れておりますが、未だに作動はしっかりしております。リアルさよりも発火モデルとしての性能を重視して設計されていたMGC製モデルガンの耐久性の程が伺えますね!(M586系は外観や内部メカも十分にリアルですが。)
どこか金型を保有しているメーカーさんがあるようでしたら、ぜひとも再生産してもらいたい機種の一つであります!
それではまた、『秘宝館』にてお会いしましょう!
『こんだけ綺麗に残ってるのは珍しいわ~』!
『今見ても問答無用でカッコエエよね』!
『ある意味S&W M945のご先祖様』?
『幻の45口径ハイパワー発見!』(嘘です!)
『忘れた頃の秘法館』ちょこっと復活!
『コイツの実物は初めて見たわ』!
『今見ても問答無用でカッコエエよね』!
『ある意味S&W M945のご先祖様』?
『幻の45口径ハイパワー発見!』(嘘です!)
『忘れた頃の秘法館』ちょこっと復活!
『コイツの実物は初めて見たわ』!