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Posted by ミリタリーブログ  at 

2016年11月14日

『ブラピも愛用の45ガバの代用品』入ってマス!

皆様ご機嫌麗しゅう。FORTRESS WEB SHOPのタナ・セガールでございます。


▲コアな2次戦米軍装備ファンなら知る人ぞ知るあの軍用リボルバーが、ちょこっと再入荷してきておりまする!




『タナカワークス: HG本体 S&W M1917 cal.45 ミリタリー 5.5in HW』
一般にハンドエジェクターと称されるS&W社製オールドファッションリボルバーをベースに、米軍からの要請で開発された準制式拳銃でございます!




▲第1次大戦当時、米軍の制式サイドアームであったM1911自動拳銃の不足を補うべくコルト社とS&W社の2社によって生産されたのが、ともにM1917のモデルナンバーを与えられた軍用リボルバー。
口径/使用弾や銃身長、ランヤードリングの追加といった要求スペックが米軍から提示され、それに合わせて既存の大口径リボルバーを改修する形で開発されました。




▲M1917シリーズの最大の特徴が、M1911とおなじ45ACP弾を使用すること。本来45ACP弾は自動拳銃用のリムレスカートリッジなので、リボルバーのシリンダーにそのまま装填すると深く入り込み過ぎててしまい不発を起こすという問題があるのですが、S&W社は3発の45ACP弾をセットして一まとめに装填できるハーフムーン(半月型)クリップを開発し、これに対応させました。M1917の装弾数は6発なので、装填の際はこのクリップを2個使用するわけですね。
ハーフムーンクリップ自体はS&W社のパテントだったようですが、戦時における必要数を満たすため、コルト社製M1917にも同規格のクリップの使用を許可するよう米政府から命令が下されていたようです。

タナカ製M1917はカートを用いないケースレス式ガスガンですが、シリンダーの後端部にはこのハーフムーンクリップの形状がバッチリ再現されております!




▲軍用拳銃という事で、グリップエンドにはランヤードリングを装備。グリップパネルはシンプルなスムーズタイプですが、民間向けに一度出荷されたハンドエジェクターを回収して生産された固体には、チェッカリング入りのグリップを備えたものもあったようです。




▲オールド系S&Wリボルバーの特徴である、外装に5本のネジが露出した5スクリュー仕様のフレームも本モデルの特徴の一つ。サイドプレートに4箇所、トリガーガード前面に1箇所(※シリンダーストップ用スプリング組み込みのため)ネジが使われています。
現行のモデルはコストダウン/合理化のために3スクリュー仕様となっておりますね。




▲全長が短い45ACP弾に合わせてシリンダーの全長も短縮されており、その分フォーシングコーン(シリンダーとバレルの接点部分)が長くなっているのがM1917のフォルム上の特徴。
なおフレームサイズは現在で言うNフレーム相当なので、サイズは結構大柄です。




▲第2次大戦後再建された日本警察において、警察官に支給する拳銃の不足という問題が持ち上がった際、余剰兵器となっていたM1917系がアメリカ政府から大量に供与されたため、それ以降かなりの期間日本のお巡りさんの腰には本銃がぶら下がっておりました。
当時の日本人の標準的体格からすれば桁外れに大型な拳銃であり、射撃時の反動もきつかったため、現場での評価はあまり芳しいものではなく、これが後の国産拳銃ニューナンブM60の開発につながっているわけですね。

ちなみに一部の都道府県系にはM1911/M1911A1系も供与されており、ルパン3世の銭形警部をはじめ日本のお巡りさんがミリガバ持ってたりするのも、考証的には決してありえない描写ではなかったり致します。閑話休題。



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Posted by フォートレスWEBショップ  at 21:05Comments(1)商品紹介

2016年11月14日

『89式が太刀なら9mm拳銃はさしずめ脇差』?

皆様ご機嫌麗しゅう。FORTRESS WEB SHOPのタナ・セガールでございます。


▲自衛隊ファン必携のサイドアームとして根強い人気を誇る、タナカワークス製ガスブローバックハンドガン、9mm拳銃こと『SIG P220 陸上自衛隊バージョン』が再入荷して参りましてございまする!




『タナカワークス: SIG P220 陸上自衛隊 HW (ヘビーウエイト)・Ver.2』
実銃はSIG SAUER製近代ハンドガンの基礎を築いたP220をミネベア株式会社(旧新中央工業)がライセンス生産したもので、1982年度にそれまで制式拳銃として使用されていた11.4mm拳銃(M1911/M1911A1)を更新する形で自衛隊に採用されました。
生産体制が整うまでの間はSIG製のP220初期型(スライドの形状が丸みを帯びたタイプ)も若干数納入されていたようで、火器整備班などには分解整備技術の完熟のため実戦部隊に先がけていち早く納品されていたと、元自衛官の方に聞いたことがございます。
なお、ミネベア製になってからはP220後期型の仕様で生産が行われています。




▲スライド/フレーム/グリップパネルといった主要な外装パーツはHW樹脂で製作されており、構造上金属製のウェイトの類があまり入れられないにも拘らず、実測値約728gと中々にズッシリくる重量感を実現しています!




▲スライド右サイドの桜にWのマーキングが陸上自衛隊仕様のトレードマーク。最近になって陸自に納品されている個体は、刻印の使用が若干変わっているようです。
スライド/フレームのシリアルナンバーをバッチリ合わせている所にも、モデルガンメーカーであるタナカワークスのこだわりが見て取れます。艶消しの黒染め仕上げも渋めで良いですね!




▲マガジンは軍用拳銃としては(M1911ガバ系を除いて)今では少数派となったシングルカーラム仕様。実銃は共通のプラットフォームで米国市場向けの45口径バージョンをラインナップすることを前提に設計されているため、9mmパラ口径のシングルカーラムピストルとしてはグリップがやや太めになっています。
ボトムタイプのマグキャッチは素早いリロードには向いていませんが、実銃同様不用意にマガジンを紛失するリスクが低いという利点もございますね。




▲スライド左側面の刻印も、実銃同様SIGからのライセンス供与で生産された製品であることを表す仕様となっています。
一昔前は幹部(将校)の護身用火器扱いだった9mm拳銃ですが、市街地戦や閉所戦闘(CQB)の技術が重要視されるようになった昨今では近接戦闘火器としての拳銃の有効性が再認識され、普通科の隊員がサイドアームとして本銃を携行する事も珍しくなくなりました。
現用自衛隊装備ゲーマーには欠かせない1丁です!



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