2015年07月20日
『イカスバリソン、嬉しいな』!
皆様ご機嫌麗しゅう。FORTRESS WEB SHOPのタナ・セガールでございます。
ご存知の通り(ご存知じゃねえよ!)小生の趣味の一つにナイフの収集があるのですが、久々に小生の琴線にビンビン触れまくりな珠玉の逸品が手に入りました為、毎度のごとく自慢たらしくご紹介したいと思いまする!↓
▲『BENCHMADE Model51 MORPHO』
米国を代表するタクティカルナイフメーカーとして知られるベンチメイド社がリリースする、モダナイズされたバタフライナイフでございます!
▲バタフライナイフと言えば、非常に簡便な造りのフォールディングナイフとして古くからフィリピンで製作されてきた刃物。ブレードに左右に分割されたハンドルがピン止めされた構造で、扱いに慣れると片手で素早くブレードを展開する事が可能です。
フィリピンではBALI-SONG(バリソン/タガログ語で蝶の意)と呼ばれており、ハンドルが左右に開いてブレードが展開する様が蝶の羽ばたきを連想させるところから付けられたネーミング。
バタフライナイフという英語名もこれが由来ですね。
▲フィリピンに駐留した米兵がアメリカに持ち込み、その利便性の高さやアクションのカッコよさから瞬く間に人気カテゴリーとなったバリソンですが、基本構造が単純な事もあって弱小刃物メーカーが粗製乱造した製品も多く、その品質はピンキリ。
その点ベンチメイド社の製品は非常に高いクオリティで製造されており、マスプロダクションラインだけでなく、ユーザーの好みに合わせてブレードの形状やサイズ、ハンドルのデザインやインレイされるパネルの素材などを自由に選べるファクトリーカスタムラインも存在していました。
こうした一連のバリソンシリーズがベンチメイド社の基礎を築いたと言っても過言では無く、今でも同社製ナイフには特徴的な蝶のイラストレーションとBALI-SONGのロゴを組み合わせたトレードマークが刻印されております。
▲ハンドル材はG10マイカルタとアナダイズドフィニッシュされたチタニウム製ライナーの組み合わせで、サイズの割に非常に軽量。久々にバリソンの基本テクニックであるシングルフリップヘリコプターおよびダブルフリップヘリコプターでアクションを試してみましたが、ハンドルが軽量な分軽快な操作感でありました。
反面クラシックなステンレス製ハンドルのモデルに比べて、アクションに伴うチャキチャキという金属音がしないのは少々寂しいような気も致します…。
モデル名のMORPHOとはメタリックブルー色の美しい羽を持つことで知られるモルフォ蝶を意味しており、ブルーアナダイズ仕上げの施されたハンドルライナーにちなんで付けられたニックネームみたいですね。
▲クラシックモデルにはレザー、あるいはナイロン製の専用シースが付属していたものですが、本モデルはハンドルに直接ベルトクリップが装備されており、シースなしで携行する事ができます。
まあ日本は銃刀法による規制が非常に厳しいので、実際に街中で持ち歩いてたら、一発でポリスメンに連行されて取調室でカツ丼(※自腹)を食べる羽目になりますけどねえ。その点米国では刃物の携帯に関する規制はかなり緩いみたいです。(州法によっても違いますが。)
▲バリソンのテクニックを身に付けるうえで、初心者が必ず通る茨の道と言えるのが、ハンドルラッチによる刃打ち。クラシックスタイルのバリソンの場合ハンドルを固定するラッチの動きが完全にフリーであるため、ブレードを収納する際にラッチがハンドル内側に倒れ込み、そこにブレードが当たって刃が潰れてしまう事があります。
しかしモダナイズされたバリソンはスプリング式のプランジャーによってラッチの可動範囲が制限されるようになっているため、刃打ちのリスクが極限まで低減されています。
▲映画やドラマにおけるネガティブな扱いから、バタフライナイフというとチャラいチンピラの持ち物みたいなイメージを持たれてしまっているのが、いちナイフコレクターとして悲しいですねえ。その昔、国内の某刃物系イベントでバリソンの華麗なアクションテクニックを競い合う競技会が開かれた事もありましたが、今のご時勢ではまず無理でしょう。
小生も若いころ、ジェフ・イマダ氏(ハリウッドのアクション映画で長年アクションコーディネーターとして活躍している日系スタントマンで、エスクリマやバリソンの達人)のバリソン・テクニックやアドバンスド・バリソン・テクニックといった著書(洋書)を買いこんでは、日々練習に励んだものでありました。
ちなみに小生、20代の頃にちょいと芝居をかじっていたことがございまして、某映画の端役のオーディションを当時の芝居仲間と一緒に受けた事がございます。その時監督さんから『君、何か特技は無いの?』と質問され、ちょうどバッグに入れて持ち歩いていたバリソンのトレーニングモデル(※もちろん刃のついてないヤツですよ!)を取り出していくつかテクニックを披露したところ、あっさりと合格!
そして貰った役はヤクザの下っ端のチャラいチンピラ役でした。…あかんやん…。
撮影当日の夕方あたりからようやく自分たちの出番となり、その場で簡単な台詞ももらったのですが、実際に公開された映画ではものの見事に小生の出演シーンがすべてカットされておりました。一応出演者のクレジットに名前は出てたけど、ちょこっと空しかったにゃ~。
そういえば撮影の合間に某大御所俳優さんの前に呼ばれ、ビビりながらバリソンの技を披露する機会があったのですが、ウォルター・ヒル監督の『ストリートオブファイヤー』のファンだったそうで、劇中のマイケル・パレのバリソンテクニックが印象に残っていたと仰ってましたねえ。
そうそう、気になる(?)小生のギャラですが、ほぼ丸1日拘束されて約8千円(※交通費なし)ほどでございました。はっきり言って普通にバイトしてた方が実入りが良いよね~。
でも映画撮影の舞台裏やある意味適当ともいえる即興性を直に見られたのは面白かったですね。ブロンコさんが持ち込んでいたプロップガンなんかも見られたし、色々と思い出深い経験であります!
エアガン、電動ガン、サバイバルゲームの事なら『FORTRESS WEB SHOP』へ♪
以上、『小ネタ』でございました。
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ご存知の通り(ご存知じゃねえよ!)小生の趣味の一つにナイフの収集があるのですが、久々に小生の琴線にビンビン触れまくりな珠玉の逸品が手に入りました為、毎度のごとく自慢たらしくご紹介したいと思いまする!↓
▲『BENCHMADE Model51 MORPHO』
米国を代表するタクティカルナイフメーカーとして知られるベンチメイド社がリリースする、モダナイズされたバタフライナイフでございます!
▲バタフライナイフと言えば、非常に簡便な造りのフォールディングナイフとして古くからフィリピンで製作されてきた刃物。ブレードに左右に分割されたハンドルがピン止めされた構造で、扱いに慣れると片手で素早くブレードを展開する事が可能です。
フィリピンではBALI-SONG(バリソン/タガログ語で蝶の意)と呼ばれており、ハンドルが左右に開いてブレードが展開する様が蝶の羽ばたきを連想させるところから付けられたネーミング。
バタフライナイフという英語名もこれが由来ですね。
▲フィリピンに駐留した米兵がアメリカに持ち込み、その利便性の高さやアクションのカッコよさから瞬く間に人気カテゴリーとなったバリソンですが、基本構造が単純な事もあって弱小刃物メーカーが粗製乱造した製品も多く、その品質はピンキリ。
その点ベンチメイド社の製品は非常に高いクオリティで製造されており、マスプロダクションラインだけでなく、ユーザーの好みに合わせてブレードの形状やサイズ、ハンドルのデザインやインレイされるパネルの素材などを自由に選べるファクトリーカスタムラインも存在していました。
こうした一連のバリソンシリーズがベンチメイド社の基礎を築いたと言っても過言では無く、今でも同社製ナイフには特徴的な蝶のイラストレーションとBALI-SONGのロゴを組み合わせたトレードマークが刻印されております。
▲ハンドル材はG10マイカルタとアナダイズドフィニッシュされたチタニウム製ライナーの組み合わせで、サイズの割に非常に軽量。久々にバリソンの基本テクニックであるシングルフリップヘリコプターおよびダブルフリップヘリコプターでアクションを試してみましたが、ハンドルが軽量な分軽快な操作感でありました。
反面クラシックなステンレス製ハンドルのモデルに比べて、アクションに伴うチャキチャキという金属音がしないのは少々寂しいような気も致します…。
モデル名のMORPHOとはメタリックブルー色の美しい羽を持つことで知られるモルフォ蝶を意味しており、ブルーアナダイズ仕上げの施されたハンドルライナーにちなんで付けられたニックネームみたいですね。
▲クラシックモデルにはレザー、あるいはナイロン製の専用シースが付属していたものですが、本モデルはハンドルに直接ベルトクリップが装備されており、シースなしで携行する事ができます。
まあ日本は銃刀法による規制が非常に厳しいので、実際に街中で持ち歩いてたら、一発でポリスメンに連行されて取調室でカツ丼(※自腹)を食べる羽目になりますけどねえ。その点米国では刃物の携帯に関する規制はかなり緩いみたいです。(州法によっても違いますが。)
▲バリソンのテクニックを身に付けるうえで、初心者が必ず通る茨の道と言えるのが、ハンドルラッチによる刃打ち。クラシックスタイルのバリソンの場合ハンドルを固定するラッチの動きが完全にフリーであるため、ブレードを収納する際にラッチがハンドル内側に倒れ込み、そこにブレードが当たって刃が潰れてしまう事があります。
しかしモダナイズされたバリソンはスプリング式のプランジャーによってラッチの可動範囲が制限されるようになっているため、刃打ちのリスクが極限まで低減されています。
▲映画やドラマにおけるネガティブな扱いから、バタフライナイフというとチャラいチンピラの持ち物みたいなイメージを持たれてしまっているのが、いちナイフコレクターとして悲しいですねえ。その昔、国内の某刃物系イベントでバリソンの華麗なアクションテクニックを競い合う競技会が開かれた事もありましたが、今のご時勢ではまず無理でしょう。
小生も若いころ、ジェフ・イマダ氏(ハリウッドのアクション映画で長年アクションコーディネーターとして活躍している日系スタントマンで、エスクリマやバリソンの達人)のバリソン・テクニックやアドバンスド・バリソン・テクニックといった著書(洋書)を買いこんでは、日々練習に励んだものでありました。
ちなみに小生、20代の頃にちょいと芝居をかじっていたことがございまして、某映画の端役のオーディションを当時の芝居仲間と一緒に受けた事がございます。その時監督さんから『君、何か特技は無いの?』と質問され、ちょうどバッグに入れて持ち歩いていたバリソンのトレーニングモデル(※もちろん刃のついてないヤツですよ!)を取り出していくつかテクニックを披露したところ、あっさりと合格!
そして貰った役はヤクザの下っ端のチャラいチンピラ役でした。…あかんやん…。
撮影当日の夕方あたりからようやく自分たちの出番となり、その場で簡単な台詞ももらったのですが、実際に公開された映画ではものの見事に小生の出演シーンがすべてカットされておりました。一応出演者のクレジットに名前は出てたけど、ちょこっと空しかったにゃ~。
そういえば撮影の合間に某大御所俳優さんの前に呼ばれ、ビビりながらバリソンの技を披露する機会があったのですが、ウォルター・ヒル監督の『ストリートオブファイヤー』のファンだったそうで、劇中のマイケル・パレのバリソンテクニックが印象に残っていたと仰ってましたねえ。
そうそう、気になる(?)小生のギャラですが、ほぼ丸1日拘束されて約8千円(※交通費なし)ほどでございました。はっきり言って普通にバイトしてた方が実入りが良いよね~。
でも映画撮影の舞台裏やある意味適当ともいえる即興性を直に見られたのは面白かったですね。ブロンコさんが持ち込んでいたプロップガンなんかも見られたし、色々と思い出深い経験であります!
以上、『小ネタ』でございました。
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2015年07月20日
7月19日 20日 スピードくじ&サマーセールレポート
大盛況で終了したサマーセールでしたが、ご来店頂いたみなさんありがとうございました。
スピードくじの方もおかげさまで、好調に販売できました。
内容
1回 800円
2回 1500円
・1等~3等プラス特賞の各景品に当選すれば高額商品GET!!
・4等の商品交換券で店内の商品をいつもより特価でGET!!
・はずれクジなしのガチ抽選!!
19日(日) 当選者発表
特賞 マルイ 次世代 電動ガン HK416デブグル 本体
つ ついにでました!! なんと女性の方が当選!!
2等 マルイ GBB M&P 本体
2等 KSC GBB マカロフ本体
2等 KSC GBB マカロフ本体
20日(月) 当選者発表
1等 マルイ ガスショットガン M870 ブリーチャー
特賞 マルイ 次世代電動ガン HK416 デブグル
3等もゾクゾクでてました。今回参加できなかった方もまた機会があればよろしくおねがいします。
名古屋店としては来月(8月)いよいよ8耐のエントリーがスタートします。
そろそろサバゲのエンジンかけていきますかー!!
詳細の告知等は随時ブログ&店頭にて発表予定となっております。
<フォートレス予定表>
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