フォートレス・ミリブロ出張所

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皆様ご機嫌麗しゅう。FORTRESS WEB SHOPのタナ・セガールでございます。

モデルガン冬の時代とも言える昨今において、精力的にモデルガン新製品をリリースし続けているCAW（クラフトアップルワークス）より、またしても通好みな一丁が新発売と相成りました！↓

▲『CAW (クラフトアップルワークス): ダミーカート式モデルガン 南部式自動拳銃 大型乙』
戦前の国産拳銃の代名詞的製品として知られる南部式自動拳銃のバリエーションの一つ！十四年式拳銃の設計母体としても知られるモデルであります。




▲南部式大型自動拳銃の中でも、乙（おつ）型と呼ばれるモデルは、帝国海軍陸戦隊（他国でいうところの海兵隊）に採用された事で知られており、海軍では『陸式』という名称が与えられておりました。
横から見たシルエットは、マルシンさんが金属モデルガンとしてモデルアップしている『南部式小型拳銃』とほぼ同じような印象で、サイズのみ一回り大きくした様な感じ。セフティも小型自動拳銃と同じく、グリップセフティのみとなっています。




▲リアサイトはこの時代の軍用拳銃に良く見られたタンジェントタイプ。海軍に納入された乙型の中には、ホルスターを兼用したショルダーストック（ルガー用に似たようなやつ）を装着できるよう、グリップ後部にスロットを設けたものもありました。
外観がルガー・パラべラムピストルになんとなく似ている為、海外ではルガーのコピー品のように思われている向きもありますが、実際にはプロップアップ式のショートリコイル機構も含め、ドイツのマウザー（モーゼル）C96系を参考に開発されたそうな。




▲今回の製品は発火仕様では無く、観賞用のダミーカートタイプなので、残念ながらブローバックさせることは出来ませんが、8mm南部弾のダミーカートが5発付属し、手動で装填や排莢を楽しむ事が可能です！




▲実銃は生産数が少なかった事もあって、海外の日本軍銃器コレクター達の間では非常に人気が高く、南部式小型拳銃の『ベビーナンブ』に対し『パパナンブ』の愛称で親しまれています。（ちなみに南部式大型拳銃 甲型の愛称はグランパナンブ。ジイちゃん、父ちゃん、孫ですね。）



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